夜な夜なシネマ

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『探偵はBARにいる3』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の4本目@西宮)

2017年12月12日 | 映画(た行)
『探偵はBARにいる3』
監督:吉田照幸
出演:大泉洋,松田龍平,北川景子,前田敦子,鈴木砂羽,リリー・フランキー,
   田口トモロヲ,志尊淳,マギー,安藤玉恵,篠井英介,松重豊他

TOHOシネマズ西宮にて4本ハシゴの4本目。
前述の『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で爆睡してまだ意識うつろ。
これは寝ずに済むだろうかと不安でしたが、大丈夫でした!

シリーズ第3弾。
第1弾は面白かったけれど、第2弾はイマイチだった印象。
第2弾までの橋本一監督から、第3弾では吉田照幸監督にバトンタッチ。
吉田監督は、あのとてもつまらなかった東野圭吾の『疾風ロンド』
こんなにも面白くできるのかと私が驚かされた人です。

探偵(大泉洋)のもとへ、高田(松田龍平)が後輩の原田(前原滉)を連れてくる。
原田が交際中の麗子(前田敦子)と急に連絡を取れなくなったとのこと。
どうせフラれただけだろうと探偵は思うが、泣きつかれて捜索依頼を受ける。

麗子の生活を洗ってみると、危ないバイトに手を出していたことが判明。
モデル事務所を装った風俗店に勤務していたらしい。
オーナーのマリ(北川景子)を見かけて妙な既視感をおぼえる探偵。

モデル事務所に立ち寄った帰り、怪しい男たちに取り囲まれ、
袋だたきにあった探偵は、今すぐ手を引くようにと脅される。
知り合いのヤクザ、相田(松重豊)に相談したところ、
モデル事務所の背後には、北城(リリー・フランキー)がいると知らされる。
北城グループは札幌の裏社会で暗躍、その背後には相田と敵対する組がいる。
相田からもただちに手を引くべきだと厳しく言われる。

しかしそう言われるとなおさら首を突っ込みたくなるのが探偵。
高田の手を借りながら、真相に迫ってゆくのだが……。

コンビのふたりも楽しいけれど、脇役陣が超楽しい。
なかでも松重豊はサイコー。ウェイトレス役の安藤玉恵もオモロすぎ。
彼女といい、おかまバーのママ役の篠井英介といい、
このシリーズに出ているときはものすごく楽しいことでしょう。
ミステリーとしてもじゅうぶんに楽しめました。

エンドロールが終わる前に席を立つのはもってのほか。
完全に終わるまで帰っちゃ駄目。面白いから!

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