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『ブレイブ 群青戦記』

2021年03月20日 | 映画(は行)
『ブレイブ 群青戦記』
監督:本広克行
出演:新田真剣佑,山崎紘菜,鈴木伸之,渡邊圭祐,濱田龍臣,鈴木仁,飯島寛騎,
   福山翔大,水谷果穂,宮下かな子,池田純矢,三浦春馬,松山ケンイチ他
 
TOHOシネマズデーにTOHOシネマズ梅田で3本ハシゴの1本目。
後述の『シン・エヴァンゲリオン 劇場版 𝄇』が長尺なのに上映回数を増やしたいせいで、
先週末公開になった作品が朝7時台から上映されています。
これも7:50からの上映で、眠い目をこすりながら到着。
でもこんな時間から上映してくれると、日曜日の晩ごはんが16時でも3本ハシゴできる。(^O^)
 
原作は笠原真樹のコミックス『群青戦記 グンジョーセンキ』。
監督は“踊る大捜査線”シリーズの本広克行
見渡してみると若い俳優ばっかりで、おっちゃん俳優の出番なし。
 
全国屈指のスポーツ強豪校、星徳学院高校。
弓道部に所属する西野蒼(新田真剣佑)は、相当の腕前を持ちながらも勝利に興味を持たず、
その消極的な態度を幼なじみで同じく弓道部の瀬野遥(山崎紘菜)から叱咤されている。
 
ある日、校舎が突然の落雷に見舞われた後、
甲冑を着けた野武士たちがどこからともなく現れ、次々と生徒に斬りつける。
皆がパニックに陥るなか、歴史オタクでもある蒼は信じられないことに気づく。
それは、自分たちが戦国時代タイムスリップして、
今は桶狭間の戦いの直前であるという事実で……。
 
徳川家康に捕らえられた蒼らは、家康が今から織田信長と戦うこと、
そして家康が信長に勝つという史実を知っている。
だから、信長の軍勢に連れて行かれた級友たちを救出に行くことにします。
 
最初、気弱な蒼にイライラ。時代を正しく理解しているのは彼だけなのに。
そんな彼に代わって生徒たちを統率するのは鈴木伸之演じる剣道部の主将、松本考太。
考太がわりと早く死んでしまったのには驚きました。マジか。(^^;
 
戦国時代ではケータイやスマホが使えないのは当たり前ですが、
タブレットが使えているのって変じゃないですか(笑)。
あと、ドローンも飛ばせています。それはありなのか!?
 
アスリート集団がそれぞれの種目を武器にして戦う。
でも身体能力が高い生徒だけではなく、頭脳派も活躍するのがいいところ。
現代に戻る方法は“バック・トゥ・ザ・フューチャー”そのもので、
それに関する会話もあります。
 
それはありなのか?なところもありつつ、まぁ楽しめました。
家康役の三浦春馬と信長役の松山ケンイチも良い。
でも、明日どうなるか考えるのが楽しくてたまらんという家康の台詞に、
ならば生きていてほしかったよ春馬くんと思うのでした。
 
すっかり「一生懸命」と書くのが普通になりました。
でも本作を観たらやっぱり「一所懸命」と思うのでした。

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