雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

最下位争いからの脱出へ

2021-05-26 18:51:32 | 日々これ好日

     『 最下位争いからの脱出へ 』

   コロナワクチンの接種が
   若干のトラブルはあるとしても エンジンがかかってきた
   接種率が 国際的には 最下位争いと評価されているようだが
   どうやら 脱出が見えてきた
    ワクチンの入手が 政府の発表が正しいとすれば
   六月中には かなりの接種率向上が期待できそうだ
   関係者の方々のご努力に 感謝 感謝

                  ☆☆☆

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大器は晩成す

2021-05-26 08:00:36 | 私の好きなフレーズ

   『 萬物を収める天地のような大きな箱には隅というものがなく、大きな器は晩成し、大音は人間の耳には声が無いものと思われ、無限に大きな像は無い無いように見える。 』



道に明らかな者はかえって暗い(道を理解していない)者のように見え、道を修得すべく進んでいる者はかえって退いている者のように見え、夷道(平らな道)はかえって類(でこぼこ道)のように見え、上徳の者はかえって俗人のように見え、道を体得した潔白の者はかえって汚辱にまみれている者のように見え、広大な徳を備えた者はかえって知恵が不足している者のように見え、健全な徳を備えた者はかえって悪賢い者のように見え、質朴で真実な者はかえっておもねる者のようにみえる。
(道を体得した者が、一見正反対のように見えるのは何故か。それは、道は謙譲であり、無限の大きさを持つゆえである。)萬物を収める天地のような大きな箱には隅というものがなく、大きな器は晩成し、大音は人間の耳には声が無いものと思われ、無限に大きな像は形が無いように見える。道というものは人の目には映らず隠れた存在で名付けることも出来ない。しかし、この道こそが善く萬物に力を貸し与え、且つ、生成しているのである。             ( 第四十一章 )

            ( 「ちょっぴり『老子』」 第47回より )

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