『 宝物が二つ 』
今日は厳しい暑さ との予想なので
早朝 花壇などの草抜きを 頑張った
湿度が高く あっという間に 陽も差してくる
このところの雨で 雑草は元気 蚊も元気
しかし 頑張ったご褒美に 宝物を二つ見つけた
雑草の中から ニチニチソウの 小さな苗を二つ
実は 数年前には ニチニチソウをたくさん植えていたが
いつの間にか消えていって 去年は一本だけ
今年は諦めていて 新しく苗を買おうかと 迷っていた
そこへ 二本姿を見せてくれたので 大切にしたい
わが家の花壇は ノースポールもキンギョソウもホウセンカも
こぼれ種が頼りという 横着さです
☆☆☆
『 私たちは、出会った数だけ、別れなくてはならない。』
私は、お盆といってもごくありきたりのことしかしないのですが、ふと、考え込んでしまうことがあります。
「私たちは、出会った数だけ、別れなくてはならない」ということは、頭では分かっていますし、小説のテーマにしたこともあります。
その出会いは、人であれ、動物であれ、植物であれ、景色であれ、思い出であれ、同じことです。
「出会ったものとは、いつかは別れる」この、ごくごく当たり前のことが、私の場合は、この時期に再通知されるようになっているようです。
まあ、文章にしますと、若干深刻な感じではあるのですが、人間は、年をふるほどに体力は衰えるものの精神力は強くなるようで、少々の悲しい経験は懐かしい思い出に変えてくれるようです。
もっとも、精神力が強くなったのか、鈍くなったのかは、意見の分かれるところですが。
( 「小さな小さな物語」第六部 NO310 より )