『 衆院補選の結果や如何に 』
ゴールデンウィーク前半戦の 最中
衆院の三つの補選が行われ 間もなく開票が始まる
自民の2不戦敗は決まっているが あと一つの結果と
野党の勢力争いも 興味深い
ただ 選挙民は かなりしらけているらしく
投票率の途中結果は かなり低い
今後の政局に 影響あるとの声もあるが
3議席がどう転んでも 大したことにはならないと
見切っているのか
いずれも 政治不信をふりまいている選挙区でもあり
やはり 諦めムードが 強いのかもしれない
☆☆☆
『 子供たちを地域で守り育てるという考え方は広く浸透しており、わが国の道徳や人情の根幹になっていたのではないでしょうか。』
『こどもの日』が対象としているのは、何歳くらいまでの子供を指しているのでしょうか。
「児童福祉法」によれば、満十八歳に満たない者を対象にしていて、その総則には、「すべての国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ育成されるよう努めなくてはならない」と定められています。
『こどもの日』に祝う子供は、もう少し下までの年齢のようにも感じるのですが、いずれにしても、子供や若者が社会の将来を担っていることは疑う余地がないことですから、『こどもの日』制定の趣旨にせよ、「児童福祉法」の総則にせよ、単なるお題目として書き並べたものではないと思うのです。
しかし、残念ながら、乳幼児の悲惨な事件は多発していますし、青少年に対する悲しい事件も少なくありません。
かつて、わが国の広い地域では、「七歳までは神の子」という考え方が浸透していたようです。
七歳までの子供は、産婦と生児を守る「産神様」の支配下にあって、男女の性別の区分なく、共同体の一員にも加えないで、共同体全体で育てるべき存在とされていたそうです。乳児のお宮参りも「産神様」にお参りするのであって、土地の守護神である「氏神様」に参るのは、将来に備えて挨拶しておくのだそうです。そして、七歳のお祝いで「産神様」の守護から離れて、「氏神様」の支配下に入り、氏子として地域社会の一員に組み入れられたそうです。
もちろんこれらのことは、地域に差があるのでしょうが、子供たちを地域で守り育てるという考え方は広く浸透しており、わが国の道徳や人情の根幹となっていたのではないでしょうか。
( 「小さな小さな物語」第十一部 NO.622 より )