『 感謝しつつ 』
わが家の庭の 通路を中心に咲き乱れていた
ノースポールが どうやらピークを過ぎて
半分ぐらいの花が終った
いつもは もう少し残しておいて 種をまき散らしてもらうのだが
このところの雨で 倒れてしまう物が増えたので 半分ほど抜いた
園芸というには 余りにも管理不在だが
わが家で 一番美しいと 自負している
感謝しながら抜いていったが この時間だけは 何の雑音もなく
一瞬 時間の流れさえ消える
☆☆☆
『 特例措置だそうです 』
「モデルナ」と「アストラゼネカ」のワクチンが承認された
コロナウイルスの感染急拡大にともなう 特例措置で
早期に承認されたとか
この記事を見て ブラックジョークかと思ったが
そうではないらしい
他国で早くに承認されているのに 何か特別な作用が必要だったのか
政府による大規模接種のスタートに合わせたのか
承認される日を見込んで 大規模接種のスタートを決めたのか
承認されていない物を 事前予約するのは 問題ないのか？？？
ワクチン接種に関して 細かいことに文句を言わない
というのが 私の意見だが ついつい 愚痴ってしまった
それにしても 未だに 医療関係者の接種が終っていないのは
どう理解すれば いいのだろう・・・
☆☆☆
『 「平年並み」に ご注意を 』
このほど気象庁が
気温や降水量の「平年値」を １０年ぶりに更新した
これまでは 1981 ~ 2010 までの観測値を基に平均値を出していたが
今後は 1991 ~ 2020 までのものに 更新される
観測地点により差はあるが
気温は高く 雨量は多く 『平年並み』が変化するので ご注意を
ただ 直近の１０年間の数値は もっと激しい差だと 推定される
いずれにしても コロナに加えて
豪雨 大雨 そして 熱中症の季節がやって来つつある
医療機関の負担を増やさないためにも 注意しましょう お互いに
☆☆☆
手すさびの はかなき跡と 見しかども
長き形見に なりにけるかな
作者 土御門右大臣女
（ ＮＯ．８０５ 巻第八 哀傷歌 ）
てすさびの はかなきあとと みしかども
ながきかたみに なりにけるかな
☆ 作者は、平安時代中期の貴族の娘・妻。( 1027 - 1108 ) 行年八十二歳。生没年を未詳とする資料もある。
☆ 歌意は、「 手慰みの ちょっとした筆跡と 見たのだが 長く残る形見に なってしまいました 」と、何とも切ない和歌である。
☆ 作者の伝えられている消息は、余りにも少ない。ただ、その血筋は、皇族・摂関家に包まれたとも表現でき、周辺から推定できることはある。
作者名の土御門右大臣女とは、源師房（ﾐﾅﾓﾄﾉﾓﾛﾌｻ・ 1008 - 1077 ）の娘・妧子（ｹﾞﾝｼ）のことである。師房は、第六十二代村上天皇の第七皇子具平親王の長男である。従一位右大臣に上り、村上源氏中院流の祖となった人物である。
そして、妧子の母は、藤原道長の娘・尊子なのである。つまり、父は村上天皇の孫であり、母は藤原道長の孫という、その当時の超一流の血統といえる女性なのである。
☆ さらに、妧子が嫁いだ相手の藤原通房（ﾐﾁﾌｻ・1025 - 1044 ）は、道長の後を継ぎ、五十年にわたって関白を務めた藤原頼通の庶嫡子である。頼通の正妻に男子がいなかったため、嫡子扱いとして異例の出世の階段を昇った。なお、頼通の正妻・陸姫は、師房の姉にあたる。
通房は、十一歳で元服と共に正五位下に叙されている。十三歳で従三位、十四歳で従二位、十八歳で正二位権大納言に就いている。藤原摂関家の権力の凄まじさが窺えるが、同時に通房への一族の期待の大きさも伝わってくる。
しかし、通房は、1044 年 4 月、急病で死去してしまったのである。行年二十歳、余りにも早すぎる逝去であった。
☆ 妧子と通房との結婚の時期はよく分からない。ただ、当時の風習からすれば、通房の元服後間もない頃と考えられ、おそらく、妧子が十歳を幾つも過ぎていない頃だと考えられる。
通房に先立たれたとき、妧子は十八歳の頃と考えられ、八十二歳まで長命を保ったとすれば、夫と死別した後には、六十年を超える人生があったことになる。ただ、残念ながら、その間の様子を伝える消息は、筆者の力では想像すら出来ない。とはいえ、頼通の死去後は、摂関家の力が急速に落ちていくが、少なくとも経済的な面で、妧子の生活が脅かされるようなことはなかったと推定できる。
☆ 冒頭の和歌は、作者の数少ない消息である。
和歌の前書き（詞書）には、『 右大臣通房身まかりて後、手習ひすさびて侍りける扇を見出して、よみ侍りける 』とあるので、現代の私たちにその切ない気持ちを書き残してくれたのかもしれない。
☆ ☆ ☆
『 リコール署名偽造事件 』
愛知県知事に対するリコール運動
大量の署名偽造が発覚して 事件化していたが
ついに 逮捕者が出るに至った
こうした犯罪に対して 有罪の場合
どの程度の罪になるのか知らないが 実に残念な事件だ
愛知県のことではなく
とんでもない首長の行動が伝えられても
議会が 浄化できない例が散見されている
そうした場合 民意を示す最後の手段ともいえる リコール制度
そこで これほどひどい犯罪が 現実にあるとすれば
今後 この種の運動が しぼんでしまうのではないかと 懸念される
実に残念な事件だ・・・
☆☆☆
『 オリンピック関係者にワクチン優先接種へ 』
東京オリンピック・パラリンピックの 選手やコーチなどに
ワクチン優先接種が 決まったようだ
ワクチンはＩＯＣから提供されるものであり
接種もチームドクターが担当するなど
医療体制の負担にならないように 配慮されているようだ
海外からの参加者には おそらく ワクチン接種を求めるだろうから
国内の選手や関係者が 接種を終えるのは当然だろう
ただ 本当に開催すべきかどうかを 利害抜きで 検討すべきではないか
無観客開催は出来ても 無医師開催は難しいのではないか
何とも難しい決断が 求められているのではないだろうか
☆☆☆
『 コロナワクチン本格化 』
高齢者向けの コロナワクチンが本格化してきた
他国に比べ 情けないほど遅れてはいるが
現状では ワクチンの効果に 期待をせざるを得ない
政府の発表に寄れば ワクチンの入手自体は
目処が立ってきているようなので
これからは 如何に早く 接種を進めるかにかかっている
当然 少々の混乱は予想されるが
ミスを見つけて 自慢げに発表したり 報道することは控え
接種促進に関わっている方々に
感謝の気持ちと 可能な限りの協力に 務めたい
☆☆☆
『 早くも梅雨入り 』
当地は 今日梅雨入りした
平年より 三週間早いそうだ
梅雨の期間はどのくらいになるのか
梅雨明けが平年並みなら とんでもなく長い梅雨となり
梅雨明けも三週間早ければ 猛暑の期間はどのくらいになるのか・・・
季節感が どんどん失われているような気がしてならない
☆☆☆
『 ぼつぼつ決断の時 』
オリンピックの開催に 反対の意思を示す声が
大きくなってきたように思われる
それも 「開催の疑問」といったレベルを超えて
明快に反対と主張
それも 社会的なしかるべき立場の方々も 増えてきた
世論調査は さらにその先を行っている
「コロナに負けないオリンピック開催」なのか
「感染症から国民を守るオリンピックの中止」なのか
いつまでも綱引き と言うわけには行くまい
ワクチンに期待したいが わが国より遙かに厳しい状況の国々を
切り捨ててまで開くオリンピック・パラリンピックに
やはり 疑問を感じる
☆☆☆
『 臨機応変？ 』
新たに 三道県が「緊急事態宣言」へ
「まん延防止等重点措置」も三県に出される
急遽 方針変更された感があるが
臨機応変の施策とみるか
朝令暮改の施策とみるか 難しいところだが
どうも 小出しのように見えて仕方がない
新規感染者数を見る限り ごくごく一部の県を除いては
かなり深刻な状態に見える
ワクチンが行き渡るまで 何とか踏ん張りましょう
☆☆☆
