『 大谷さん 大谷さん 大谷さん 』
大谷翔平選手の ドジャース入団会見
予想以上に すばらしかった
水谷一平さんの声が 実に魅力的で
会見を よりすばらしくしていたように 思った
大谷さん 大谷さん 大谷さんの一日で
嫌なニュースの苦みも ずいぶん薄めてくれた
☆☆☆
『 中関白家の人々 ・ 望月の宴 ( 97 ) 』
道長の御殿の御嫡男、頼通殿は、十二歳で元服なさると正五位に叙され、ほどなく右近衛少将に任じられました。
その後も、まっしぐらに昇進なさり、十五歳の時には、従三位に昇叙、公卿の地位に達するのでございます。
宮廷政治において、道長殿は盤石の地位を築いて行かれますが、同時に、後宮におけるご長女彰子中宮の圧倒的な存在感、御嫡男頼通殿を中心としたお子様方の異例の昇進によって、並ぶ者とてない御方になられるのでございます。
その一方で、中関白家の状況は、道長殿の長兄道隆殿の御逝去と共に輝きをなくし、後継者である伊周殿の失脚の上、一条天皇の御寵愛深い定子皇后が二十四歳の若さでお亡くなりなるという不運が続き、没落を止めることができない有様でございました。
一条天皇はもちろん、道長殿も定子皇后のお子様方を軽視なさったわけではございませんが、沈み行く日輪を引き戻すことなど、どなたにも出来ることではないのでしょう。
さて、宮中には、亡き定子皇后の皇子や皇女がたくさんいらっしゃいますが、帝(一条天皇)は、一の宮(定子所生の敦康親王)を中宮(彰子)の御子としてお託しになって、その御殿になるべくお連れするようになさり、女一の宮(脩子内親王)、女二の宮(媄子内親王)などがたいそう可愛らしくあられるのを、粗略にならないようにお世話申し上げられては、亡き定子皇后をしみじみと思い出されない時はない。
故関白殿(定子らの父道隆)の娘であられる四の御方は、御匣殿(ミクシゲドノ)と申し上げているが、この一の宮(敦康親王)の御事を亡き定子皇后が万事ご依頼申し上げていたので、今はひたすらにこの宮の御母代わりとしてお世話なさっているので、帝も足繁くお渡りになられていらっしゃるが、おのずからお顔をお目にかけられる事もおありであったが、その間にどのようないきさつがあったのか、睦まじいお仲になられたということが、自然と噂になって聞こえてきた。
中宮(彰子)は、何分まだお若くていらっしゃるので、何事もお気になさらないご様子であるが、周囲の人は、この御事を厄介なこととひそひそと困惑しているようだ。
帥殿も中納言殿(伊周と隆家。御匣殿の兄たち。)も、感に堪えない前世からの因縁なのだろうとお思いになって、人に知られないように御祈祷などなさるのであろう。
帝も、たいそう愛おしくお思いであろう。御匣殿も、万事に付けて、峰の朝霧(古今和歌集の歌を引用している。)のように、胸の晴れる間もなく思い嘆いていらっしゃるのであろう。
帥殿も中納言殿も、宮(敦康親王)が宮中にお住まいなので、思いのままに参上することは出来ず、夜になってから忍んで参られて、誰にも知られないようになさって、二、三日ばかりそのままおそばについていらっしゃったのである。
宮たちのご様子は、それぞれに可愛らしくいらっしゃるので、すべての不幸な事々を慰めつつお気を紛らわせて日を過ごされている。その間に、帝がお見えになられた時などには、内々にちょっとしたお話しをなさったり、また奏上なさるような事もあるのだろう。
中納言は、大殿(道長)のもとに常に参上なさっていて、また、中納言が姿をお見せにならない時には、度々おそばに呼び寄せられるなどして、中納言を憎からぬ者とお思いになっていて、「この君(中納言隆家)は、憎らしい心の持ち主ではない。帥殿の賢すぎる心に引っ張り回されているだけなのだ」などとお思いなのであった。
☆ ☆ ☆
『 国家の一大事のはずだが 』
国会が閉会し いよいよ検察による捜査が本格化する
閣僚四人が交代し 政権与党内が大荒れとなれば
これは まさに 国家の一大事だと思うが
世間は 意外に静か
冷静というか 慣れているというか・・・
せめて 自民党が そしてわが国政界が
今少し 国民の期待に近づく 切っ掛けであって欲しい
☆☆☆
『 国会は閉会したが 』
臨時国会が 本日閉会
お約束事ではあるまいが 内閣不信任案が出され
当然のように否決 何か意味があったのだろうか
閉会と共に 各議員は一息つくところだろうが
自民党議員にとっては 忙しい歳末になりそうだ
内閣や党役員の更迭・後任人事や
安倍派を中心に 大揺れが予想される
検察ばかりでなく 自民党自身も 積もり積もった闇の部分に
大鉈を振るう時だと思うが 岸田首相の手腕はいかに!?!?
☆☆☆
『 何とも味気ない・・ 』
恒例の 今年の漢字は『税』だって・・
何とまた 味気ないことだ
清水寺の貫主でさえ 意外であったようで
『虎』かな と思われていたとか
そして 来年こそは『和』を書きたいと話されていた
ぜひ 世界の英知を集めて
貫主の期待が実現することを 祈りたい
☆☆☆
『 君とまるべく 』
ことならば 君とまるべく にほはなむ
帰すは花の 憂きにやはあらぬ
作者 幽仙法師
( 巻第八 離別歌 NO.395 )
ことならば きみとまるべく にほはなむ
かえすははなの うきにやはあらぬ
* 歌意は、「 同じ咲き匂うのであれば 君が留まるほどに 咲き匂って欲しい 君を帰してしまったのは 桜よ 君に対してつれないということにならないか 」と、桜に呼びかける形になっています。
この和歌の前の、NO.394には、僧正遍昭の和歌『 山風に 桜吹きまき 乱れなむ 花のまぎれに たちとまるべく 』の前書き(詞書)に、「雲林院の親王の舎利会に山(比叡山)にのぼりて帰りけるに、桜の花のもとにてよめる」とあります。雲林院の親王というのは、仁明天皇の第七皇子の常康親王のことです。そして、この和歌の「たちとまるべく」を受けて詠んでいますので、同道していたことが分ります。
従って、掲題歌の「君」は常康親王のことです。
* 作者の幽仙法師(ユウセンホウシ)は、平安時代前期の人物です。( 836 - 900 ) 行年六十五歳です。
幽仙法師に関する情報はごく限られているようです。
父は右近衛将監藤原宗道です。右近衛将監は、従六位上相当の官職ですので、貴族の地位に上ることは出来なかったようです。
祖父も曾祖父も従五位上の守護職が最終官位のようですから、下級貴族といった家柄といえます。
さらに祖先を辿れば、藤原北家の始祖房前まで繋がるのですが、北家が目覚ましい躍進を遂げていく中でも、この頃には、北家に繋がるというだけでは格別の恩恵は受けられなかったようです。
* ただ、祖父に当たる総継(フサツグ)は、最終官位は従五位上紀伊守ですが、娘の沢子が仁明天皇の女御になっていて、総継の死後のことですが、884 年に沢子所生の皇子が五十五歳で即位(光孝天皇。在位 884 - 887 )、この事から、総継は正一位並びに太政大臣を贈られているのです。
* 幽仙法師が、何歳の時に仏門に入ったのか、またその経緯なども知ることが出来なかったのですが、890 年に権律師、895 年に正律師に就いています。律師は僧正・僧都に次ぐ僧官で、それほど高い地位ではありませんが、俗界の地位に当てれば、六位あるいは五位程度に当たると考えられ、高齢での就任であることも考えれば、総継の恩恵を受けたのかもしれません。なお、律師に就いた時は光孝天皇は崩御していますが、次の宇多天皇は光孝天皇の皇子ですから、恩恵を受ける可能性は考えられます。
* 結局、幽仙法師の生き様を探ることは出来ませんでしたが、皇位争いのもつれから突如台頭した光孝天皇の恩恵を受けて、少なくとも晩年は、悪くない法師生活だったのではないでしょうか。
☆ ☆ ☆
『 内閣支持率 さらに低下 』
内閣支持率 NHKの調査では 大幅下落
他社のものも おそらく同じ傾向だろう
もう下がりようがない と思っていたが
まだ下があるらしい
支持率を気にして政治は行えない という意見もあるが
このところの低下は 政権に対して
かなり正しい状況を 突きつけているような気がする
さて どうなさるのかな??
☆☆☆
『 やはり ドジャースへ 』
連日話題を集めていた 大谷翔平さんの
ドラフト騒ぎは
結局と言うべきか やはりと言うべきか
ドジャースに決まった
報道されてきた 様々な情報を考え合わせると
おそらく 現時点では 一番良い決断のように思う
新天地での活躍が楽しみだが けっして無理をしないで
打者専念の来年 良いスタートを切って欲しい
☆☆☆
『 政権 大揺れ 』
自民党内が 大揺れ
それだけのことを やっているらしいので
それはそれで 大掃除してもらわなくては困るが
もっと困るのが それが国政に影響するからだ
表に出せない金は 政治家に限ったことではなく
一介のオジさんにも 必要だが
どちらも 相当の覚悟と罰が必要だと思う
この手の問題を無くすのは無理だが 一つの手段としては
政治がらみの収支を すべて一般企業並みにすることだ と思う
政治の世界が特別ではなく 政治家の倫理が特別高いわけでもない
ごくごく普通に 経理処理してもらうことだ とおもう
☆☆☆
『 大学授業料無償化 』
今度は 大学授業料の無償化の話題が 出てきている
三子からとか 年収制限とか いろいろ聞くが
まるで 減税のようであったり
国民負担の軽減に繋がるような 論調もある
その裏には 扶養控除額の削減とか
社会保険料の引き上げなども 検討されているようだ
これは 所得の再配分の一環に過ぎず
美味しい部分だけを強調するのは あまり良い政策とは思えない
それに あちらこちらと シールを貼り回るような政策は
何とも低レベルに見えてしまう
政策主導者に 全体像は見えているのでしょうねぇ??
☆☆☆