マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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続、膳夫頭屋百味の御食神饌

2009年01月03日 08時33分02秒 | 橿原市へ
左座で現認したものを書き留めると次のようになった。

アスパラ、トウチ、モモ、プルーン、スモモ、アンズ、ソラマメ、エビスナンキン、サラダゴーヤ、ゴマ、エンドウ、十六豆、白ウリ、アワ、キビ、アーモンド、ハブ茶、ブドウ豆、大豆、ビワ、山クルミ、メロンマクワ、花豆、ヒヨコ豆、金時豆、キマクワ、茶豆、ゴーヤ、ハランキョ、大福豆、赤エンドウ、トウモロコシ、ブドウ、ドイツ豆、クルミ、緑茶、小麦、パプリカ、トラ豆、大納言アズキ、ナツメ、サンフラワー、青大豆、七夕豆、ウズラ豆、パンダ豆、小豆、トウガン、レギュラーコーヒー、ソバ茶、レンズ豆、白花豆、インゲン豆、ハトムギ、黒豆、タピオカ、ヒエ、赤米、貝豆、黒ゴマ、白小豆、オクラ、ギンナン、トウガラシ、松の実、白ナンキン、大黄マクワ、ホウズキ、ピーナッツ、三度豆、パパイヤ、大和ネギ、クリ、赤大豆、緑豆、ナタ豆、ムカゴ、マッシュルーム、シイタケ、アケビ、エリンギ、ナシ、イチジク、ダイコン、カリン、リンゴ、カキ、キウイ、京イモ、ラフラス、ミニトマト、ウリ、ミョウガ、ブロッコリー、ピーマン、サトイモ、サツマイモ、スイカ、ハヤトウリ、ジャガイモ、レモン、パイナップル、カブラ、ナス、ソーメンカボチャ、オクラ、インゲン豆などが並ぶとてつもない品数だ。

右座でも同じようにインドトウガラシ、サツマイモ、ハラペーニョブラック、ウズラ豆、ブドウ、ナス、キノコ、カブラ、ハクサイ、ミカン、ピーマン、ウリ、京イモ、オクラ、トウモロコシ、長ナス、ゴーヤ、ホウズキ、ナタ豆、パプリカ、メロンマクワ、カボチャ、白ウリ、ナッツ、タピオカ、十八茶、ヒヨコ豆、ギンナン、花豆、十六豆、エンドウ、ソラマメ、ドイツ豆、ハッカク、黄マッカ、小豆、サラダゴーヤ、ナタ豆、トーチ、ムギ、赤大豆、青大豆、茶豆、大正金時豆、コーヒー豆、ナツメ、コムギ、赤米、黒米、緑豆、緑米、パンダ豆、ハト豆、ムカゴ、ナス、白大豆、ピーナッツ、レッドギドニー、大福豆、レンズ豆、貝豆、キビ、アワ、プリティホワイト、スイカ、ウリ、カキ、メロン、ナシ、バナナ、アケビ、トマト、キウイ、クリなど。

他にも名前が判らないものがたくさん並ぶ。

家の畑で栽培しているものに加えて、旅行に行ったときや道の駅で集めた豆、タネ類。

なんでも近所の人たちがこれもどうぞと持ってくれる。

地区のもてなしや両座がお互いに協力しあって百種以上を集める百味の御食。

整然と並べるのもたいへんなんよと家人は笑う。

頭屋の祭礼が終わったら実ものはお料理にして食べ、タネは畑で栽培するんだとおっしゃった。

(H20.10.27 Kiss Digtal N撮影)



膳夫頭屋百味の御食神饌

2009年01月03日 08時29分27秒 | 橿原市へ
橿原市膳夫(かしわて)町に鎮座する三柱神社(みはしらじんじゃ)では氏子らで組織する宮講衆で祭礼を営んでいる。

地区は150軒ほど。

西の左座は1~5班で東の右座は6~9班。

決められた班の順で頭屋が選ばれる。

最大の班では13軒もあり、班が巡るまで5年間待たなければならないので65年間にもなる。

孫の時代以上になってしまうなあと笑った氏子さん。

結婚以来、34年目にして初めてだとおっしゃる左座頭屋。

一方の右座の頭屋は親の家で見ていたのが30数年前と話す。

秋祭りともなる宮講祭の宵宮の日は朝から参道に提灯を張るなど忙しい。

頭屋の家では一日の日に神さんを迎えた社や吉野川で拾ってきた石(班の氏子数)などを設えた祭壇に祀っている。

傍らにはヤナギの木に酒を入れる竹筒二個と根付き稲穂を取り付けられたヒモロギが置かれている。

その前には大きな御幣と小さな御幣が6本。

これらとは別に百味の御食(ひゃくみのおんじき)と呼ばれるお供えは穀物や野菜、豆などのタネやその実もの神饌。

座敷机に並べられた小皿盛りの御供は100種以上にもなり壮観な景観を醸しだす。

(H20.10.27 Kiss Digtal N撮影)