マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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我が家のミズヒキ

2017年05月19日 10時04分51秒 | 我が家の花
タイワンホトトギスに混じって咲きだした小さい花。

あまりの小粒にピントが合ってくれない花はギンミズヒキ。



以前からこの場に植わっている一般的なミズヒキも含めて猫の額ほどの小さな庭に広がった。

(H28. 9.25 EOS40D撮影)

我が家のタイワンホトトギス

2017年05月19日 09時32分54秒 | 我が家の花
この日に撮った花は他にもある。

貰い物のタイワンホトトギスだ。

ぐんぐん成長して背高のっぽ。

ようやく花芽が現われた。

天頂にある三つ、四つが蕾。

そこからどう動いていくか。



タイワンホトトギスの旺盛力。

この蕾よりも先に出始めていた蕾がいつの間にか消えていた。

花芽はけっこうな数があった。

勢いがあるタイワンホトトギスなのに蕾どころか葉っぱもない。

見事に食べられたそこには昆虫の糞がたくさんあった。

葉っぱの下に隠れていたケムシが食べた。

申しわけないが、器具で摘まんで向かいの丘に行って住処を替えてもらった。

下を覗けばもう一匹いる。

これも摘まんで移動したケムシは何だろうか。



ツマグロヒョウモンのような感じがするんだが・・・どうも違うような・・。

もしかとすればルリタテハの幼虫ではないだろうか。

壱軸、弐軸はケムシに食べられてしまったが、放っておけばやがて葉芽が出だした。

しかも花芽もついた。

ケムシに勝ったようだ。



一方、その横にあった花軸は斜め前上方に伸びていく。

タイワンホトトギスは真っすぐ伸びるものもあれば斜め方向に伸びていくものもある。

蕾は互生する葉にある。

ニホンホトトギスも同じような処に花芽がつくが天頂につく花芽の数はタイワンホトトギスの方が多い。

だいたいが伸びた軸に割いた弐つの花芽のような気がする。

しゅっと伸びたタイワンホトトギス。

とにかく花芽が多い。



すべてが咲いたらどれに焦点を絞ってよいやら悩んでしまうだろう。

このころともなれば葉軸についた花芽もぐんぐん伸びる。

これもまた二輪のようだ。

天頂にあった花芽がぷっくらし出した。

膨らみは孕み。



出産間近のような花芽はあした、明後日・・・。

全開するのはいつだ。

期待していた天頂の孕みはまだ開かない。

が、それより下にあったタイワンホトトギス。

やや斜め方向に伸びていたタイワンホトトギスがぱっくりと開いた。



風に揺らいでいたからピント外れ。

小さな蕾を見つけてから16日目に花が開いた。

一つ咲いたら二つ目も咲く。

同時に咲いたのか不明であるが、ダブルになればややの華やかさ。

そんな状態はもう一本、二本。



バックがもひとつなので美しさがわかりにくい。

もう一本のタイワンホトトギスは垂直に伸びていた。

勢いがあるように見える伸び方に踵もあがる。



この軸だけでも花芽の数がすごい。

画面に映った数だけでも31個もある。

タイワンホトトギスってすごい。

朝の光を浴びて・・と云いたいが、撮った時間帯は12時前。

自宅でさまざまな行事の資料整備をしていた。

ふっと気づけばえー天気。

気分転換に玄関ドアを開けたその場に咲いている花に気づく。



前日に開き始めたタイワンホトトギスの花は二輪・・三輪。

ぷっくらした蕾もある。

あふれんばかりの光を浴びて撮ってほしいという表情に思わずカメラを取り出した。

バックに写る縦の黒い棒は隣家との境界線。

そんなところにあるタイワンホトトギスは知人のらもさんから貰ったいただきもの。

前年の11月2日にいただいたタイワンホトトギスはギンミズヒキも混じった大鉢でもらった。

手入れもなにもせずに玄関わきに置いていたタイワンホトトギスは見事に咲きだした。



撮る位置を替えて撮ってみた。

バックを替えてみるだけで華やかさがまったく違う。

写真とはそういうものだ。

次から次へと膨らんでいた蕾がぱっと開く。

何カ所かにある花軸はすでに落下した形跡を残す。

開いた花ばかりに着目していると忘れがち。

たくさんある花は日々状態が変化しつつあるのだ。



ところでこのタイワンホトトギス。

もしかとすれば交配園芸種の「東雲」ではないだろうか。

この日は撮る気もなかった。

ところがふと試したくなったレンズ替えの効果撮り。

購入半年保障期間内に発生したCanonEFS17-85ISUUSMレンズが故障した。

修理に2、3週間はかかると聞いている。

その間も行事の取材がある。

仕方なくの代替レンズは10年前にお蔵入りしたCanonEF28-80mmVUSMレンズ。

フイルムカメラ用のレンズである。

田原本町の矢部、奈良市月ヶ瀬の嵩、山添村の毛原、奈良市月ヶ瀬の桃香野、大和郡山市の小林町などの行事取材に使ってみたものの撮れる範囲は限られた。

しかも、だ。

10月29日の取材は新福寺観音堂の落慶法要取材。

撮っているときに発生したレンズ異常。

ピント合わせにピッ音が鳴らない。

鳴らないということはシャッターが下りないということだ。

どの位置か判らないが焦点距離を替えたらピッと鳴って印が点灯する。

そこでシャッターを切ってみるが思うような画面ではない。

あれやこれやセッテイングを替えてはみるものの範囲が狭められてきた。

そのうちガンとして受け付けなくなった。

ここで諦めてカメラを仕舞った。

自宅に戻って他にもあるレンズで確かめた。

そのレンズはCanonEFS55-250IS。

これはデジタルカメラ用のおレンズ。

平成22年9月を最後にお蔵入りしていたレンズだ。

久しぶりの登場にタイワンホトトギスを撮る。



バックにある我が家の掃き道具が消し飛んで真っ暗。

なるほど。

この日の試し撮りにもう一本のレンズがある。

フイルムカメラ撮りで活躍しているTAMRON28-300XRD。

これを装填して撮ってみたタイワンホトトギスの花。



バックは夕陽でもない。

もちろん朝焼けでもない。

隣家の白壁である。

幻想的な状況になったのが面白い。

修理にだしたレンズは戻ってこない。

この日もTAMRON28-300XRDの出番になる。

冬場が近づけば西日が極端に低くなる。

このときの時間帯は午後2時半。



早くも強い日差しが射し込んできた。



いよいよ我が家のタイワンホトトギスも終盤。

未だ咲いているものもあれば萎れているものもある。

ガク片が落下したあとにあるのは軸かタネの莢。

線が細いから中腰姿勢のピント合わせが難しい。

タネの形は緑から茶色に変色した。

ホトトギスであればもっと大きな房のような形のタネ袋になるが、タイワンホトトギスのタネはとにかく細い。

ホトトギスは殻が破れて周囲に広がる。



タイワンホトトギスはどのような形態で開くのか・・。

何個か見ていたら弾けるどころか莢ごとポトリと落ちる。

地面に落ちるものもあればほとんどが葉っぱの上に落ちて途中下車。

風か雨かによって落下しているように思える。

数日後も観察していたが、見るも無残な姿に映像はここまでとする。

(H28. 9.25 EOS40D撮影)
(H28. 9.29 EOS40D撮影)
(H28.10. 2 EOS40D撮影)
(H28.10. 6 EOS40D撮影)
(H28.10.10 EOS40D撮影)
(H28.10.11 EOS40D撮影)
(H28.10.12 EOS40D撮影)
(H28.10.13 EOS40D撮影)
(H28.10.19 EOS40D撮影)
(H28.10.29 EOS40D撮影)
(H28.11. 4 EOS40D撮影)
(H28.11.10 EOS40D撮影)

我が家のホトトギス

2017年05月19日 09時19分17秒 | 我が家の花
なにを一番に楽しみにしているかといえば、断トツに挙げたいのが日本固有のホトトギスの花である。

山間で出合ったホトトギスの花に感動したものだ。

ここ、数年間は雑草と見間違えて草刈りの餌食になった我が家のホトトギス。

今回の雑草刈りは私が作業をした。

葉っぱの形で判断できる私でないとホトトギスは残らない。

今回こそは餌食にならんようにと思って、そっとホトトギス周りにある雑草を刈りこんだ。

いつしか花芽が膨らんできた。

その状態は毎朝に開ける北側の窓である。

雨戸を開けて障子を動かす。

そしてガラス窓を開ける。

その下にあるのがホトトギスである。

いつ開いてくれるのか、楽しみにしていた。

蕾始めは小粒だったホトトギスも日にちが経過するにつれて大きくなってきた。

あれから11日目。



ぐんと伸びあがって蕾も成人に・・・。

蕾軸も長くなって開きはもうすぐだ。

手前に並んだ蕾は四つ。

これまで最も多くの蕾になって嬉しさがこみ上げてくる。

毎朝の雨戸開けが待ち遠しくて仕方がない。

この日の朝はあれからどれぐらいになったか。

雨戸を開けて下を見る。

まだか、まだかと思っているうちに咲いた。

小さな蕾を見つけてから13日目。

咲いたのは前日の8日。

その日も9日も朝早くから出かけなくてはならない行事の取材がある。

帰宅した時間帯は夜だった。

ライトを照らしてまで撮りたいとは思わない。

この日は体育の日であるが、お出かけはどこへも行かない。

たくさんの行事があるのだが、行く気はまったく起こらないこの日も身体を休めつつ取材の整理。

一日中とりかかっておれば気分も換えたい。

そう思ってカメラを持ち出した。

撮影地は我が家の北側にある細い庭。

庭らしき状態ではないが数種類の植物がある。

今年一番の楽しみにしていた日本固有のホトトギス。



互生の葉一枚ずつに蕾をもったホトトギスに花が開いた。

ギラギラ感がまったくないホトトギスの淡い風合いがお気に入り。

一輪が咲いてから二輪目も開いた。

一度に二輪とも咲いたのは初めてだ。



その次に咲いてほしい蕾は二輪。

楽しみはまだ続く。

この日も撮っておいた我が家のホトトギス。

地面に這いつくばるかのように咲いているホトトギス。

長雨に打たれてこういう状態になった。



もっとも我が家のホトトギスは線が細い。

打たれ弱い品種なのだろう。

倒れていたホトトギスは立て直すがシャンとしない。

可哀そうだと思うが、それが現実の自然体。

山間に自生するホトトギスは誰も助けてはくれない。

白く膨らんでいた三番目の蕾はこれ以上大きくなることも咲くこともなかった。

翌日の14日は木っ端みじんになっていた。

蕾は粉々の状態になっていた。

咲いていた花は萎れて見る影もない。

まるで何者かが踏んづけたような状態になっていた。

(H28. 9.25 EOS40D撮影)
(H28.10. 6 EOS40D撮影)
(H28.10.10 EOS40D撮影)
(H28.10.12 EOS40D撮影)
(H28.10.13 EOS40D撮影)