マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大起水産街のみなと・サービス券でよばれる寿司盛り

2017年08月31日 09時13分18秒 | あれこれテイクアウト
平成24年平成25年も8月のお盆のときもあったが、最近は年に一度のサービス券になった鮮度がごちそうの「街のみなと」の名で知られる大起水産からのありがたい贈り物状。

来店しなきゃ貰えない500円のサービス券。

来店するには必須の引換券が届け状についている。

以前は一枚ものの分離した引換券であったが、今は切り取り線から外さなきゃならない街のみなと食卓豊漁カード会員様の案内状だ。

届け状はでっかい代物。

これをお店に持っていけば困惑するだろう。

それはともかくいつ、行くか、である。

サービス券を利用させてもらうお買い物はお昼のご飯。

贅沢に美味しい大紀生産のお寿司に惣菜ものなど。

ここ数年間はいつもそうしている。

お目当てのお寿司は3年前までよく食べていた税抜き500円の寿司盛り詰である。

にぎり寿司に巻き寿司もある寿司盛りの旨いこと。

といかく水産ネタが美味いのである。

寿司飯も巻き海苔ももちろん美味しい。

いまどきこんな美味いもんがごひゃくえーん。

今では見ることもないが・・・。

ひょっとしたら売っているかもと期待半分で出かける。

切取っていた引換券はかーさんが持っていった。

それを店の前で受け取る。

入店しようとしたが、えらいこっちゃである。

そう、食卓豊漁カードを忘れていた。

停めていた車に戻って足早でのUターン。

店内は買い物客でにぎわっていた。

マグロのたたき売り、ではなく解体ショーをしていた店員さんの声が響いていた。

こちらの目当てはマグロではなくお寿司である。

期待していた寿司盛りはなかった。

仕方がなく他の商品を探してみる。

いろんなネタのお寿司があるが、これに決めた。

一つは税抜き580円のサーモンづくし盛り合わせ。



にぎりも巻きの五つずつ。

二人で分けるには調整を要する個数である。

これだけでは物足りない。

マグロもウナギもイカもタコも外して税抜き380円の海鮮巻。

これで合計価格が960円。

会員サービス券は千円分。

8%の税を入れたら千円は超えるが、もう一声。

惣菜売り場にあった海鮮かき揚げは280円。

これを買い物かごに入れた。

とても美味しそうに見えた茹でタコもかごに入れたが、安くておおきい380円の腹身ハマチに切り替えた。

他にも切り身5枚の塩秋鮭。

税抜き500円だから一枚が百円である。

これで晩のおかずは十分である。

支払う前に引換券を店員さんに渡して、2枚の500円割引サービス券に換えてもらっていた。

レジに並ぶ買い物客は行列。

何人かの人に続いて清算する。

それから店内外で売っていた乾物関係の品物も漁ってみる。

100円の伊予名産の松山あげに辛子明太子入りしそわかめ。

ご飯のお伴に最適である。

これらを手にして支払おうとしたがキャッシュレジがなくなっていた。

昨年はあったが今年はない。

またもや長いレジ待ち行列に並ぶことになった。

さっきよりは人が増えている。

それがわかっておればいっぺんに済ますのであるのだが・・。

あと一組というレジ順。

前の買い物客が届け状を持ってサービスしてくれと店員さんに詰め寄る。

何か勘違いしているように思えた人。

届け状を見た上司の店員さん。

切取り線の跡があるのを見た。

これは切り離した証拠。

引換券でなければサービスは受けられない。

だだをこねたかどうか知らないが、これでサービスしろというのはゴネしかない。

断るのは当然でしょ、である。

こんなことがあったが、この日の昼ご飯は美味しくいただく。

サーモンは国産だったか覚えてないがとにかくジューシー。

久しぶりに旨さを感じるサーモンの味に感動する。

海鮮巻も美味しい。

ありがたい大起水産街のみなとのサービスに大満足した。

これまでの大起水産の味わいを辿ってみよう。

平成24年の年末もあれば、平成25年の1月のお盆や年末の時期を外したときもあったサービス券時代もありがたくいただいた。

サービス券の恩恵はその他の年も多々利用させてもらった。

ちなみに前年の平成27年12月の味わいはこれだ。

で、これ以外に買っていた今夜のおかず。

一つは竹で作った舟に盛った海鮮かき揚げ。

昨今、見かけなくなった竹の舟が懐かしい。

いまどきの器といえば発泡スチロール。

スーパーでは必ずのそれだ。

味気もない発泡スチロールでなく竹の舟。

タコ焼きもこうでなくちゃ美味しさが伝わらない、と思っている。

で、味は・・。

うーん。

唸ってしまう海鮮かき揚げ。

でかさはとてつもない。

これを半分に割ってもなお大きい。

私はいつもウスターソースで食べる。

カラッと揚がった天ぷらは塩胡椒ではなくソースである。

少し垂らして天ぷらが染みたときがもっとも美味い。

かけすぎてもダメだ。駄々辛いソースでは天ぷらの味を損ねる。

適度な量が味わいを増すのであるが、これはびくともしなかった。

問題はそれでなく具材である。

赤い色はエビと思っていたがニンジンだった。

黄色いのはサツマイモ。

それもでっかいのである。

ときおり口に当たるのがイカ。

たぶんにモンゴイカ。

結構な噛み応えのあるイカは満足するが、海鮮の海鮮はイカだけだった。

もう一品は、長崎県産天然はまちお造り用である。

何年か前から正月に肩身のブリを買うことにした。

肩身を背と腹に分離する。

どちらが美味いかといえば断然に腹。

脂がのった腹身の味、食感に満足する。

ハマチは大きくなって脂がのるブリになる。

若干の脂があるハマチは昔から大好物だった。

ところが最近の造りは旨くないのである。

でも、である。

腹身であれば美味しさは確保できると思って生タコをやめてこっちにしたが、失敗だった。

一口、二口は感じなかったが、何切れか食べるうちに臭みを感じるようになった。

ハマチは養殖の方が美味いことに気がついた。

何年か前にそのことに気がついた。

それ以来すっかり忘れていた。

(H28.12. 3 SB932SH撮影)