今年も大晦日の買い出しに出かける。
日の出時間は7時4分ころ。
辺りはまだまだ真っ暗な時間帯に家を出る。
到着時間は6時に照準を合している。
それくらいの時間帯は混み入っていない。
通路でぶつかり合うことのない時間帯である。
起床時間は久々にタイマーセットした朝5時。
久しぶりなので鳴った音色にうっとり。
いや、違った。
セットした目覚まし時計に気づいて目を覚ます。
普段であればそこから2時間もかけて起き上がる。
起き上がると云っても、小水トイレ、体重計測、血圧・心拍数計測に夕刊・朝刊のまとめ読み、洗顔、大便トイレを経て食事するまでを要する時間は2時間。
そんな日常を出し切ったら、とてもじゃないが間に合わない。
今、出かけなくちゃならんから、大便は帰宅してからにする、としてとにかく出発。
今月20日に退院して、人生初の介護通所サービス施設体験したおふくろに留守番をお願いして出かけた先は奈良県中央卸売市場。
到着時間は午前6時10分。
買い物客はそれほど多くもない。
通路は歩きにくい状態でもない。
店だししている商品は流し目線でとらえる。
最初に行く商店は㈱都水産。
大晦日の買い出しをするようになって数年になる。
毎年のことであるが、お店は決まって㈱都水産。
ここで買うのはいつも半身のブリ。
お店に顔を見せたとたんに云われた台詞は「残していたで~♪」だ。
お店の看板娘の一人である妹ねーちゃんだ。
今年もついてきたかーさんはびっくりぽん。
なんで覚えられるのか、不思議でならないようだ。
私は、顔か、口調によほどの特徴があるようである。
この日の買い値段はkg単価が1300円。
2.75kgもあるブリの半身を皮付きの三枚おろし。
背骨以外は無用のアラも盛ってもらって3575円。
ついでにというか、ねーちゃんが、これ美味しいと云ったから間違いないと決断してかったあさり貝。
おふくろも喜びそうな買い出しあさり貝は買い出し640円。
kg単価が1600円のところを400gしか買わなかったので640円になった。
トコブシも買いたいし、サゴシも美味そうに見えた㈱都水産の海産物。
サゴシはどういう料理をすればいいの、というかーさん。
そもそもサゴシの名を知らない。
サゴシはサワラの0歳魚。
主に秋から冬にかけて撮れる魚。
小型で脂分が少ないと云われている魚を美味しくいただくには西京漬けが一番らしい。
尤も、私が食べたかったのは塩で〆て、キズシが一番。
サバはもっともであるが、大昔に聞いたことがある料理法のキズシ。
かーさんがやらんかったら、いっぺん試してみようと思っているくらい。
いつだったか、とても美味そうな生サバを売っていたお店があった。
夕刻にしか店を開けない魚屋さんは丸一水産。
定休日は毎週の月曜、火曜のようだ。
売り場は旧都祁村の藺生町にあったと思う。
太い生サバはえー値だった。
何人もの婦人が並んででも買っていた。
その人たちはサバのキズシを作って食べていると話していた。
祝いの場にもでる一本丸々のサバもそうだが、サゴシも食べてみたいと思うのだが・・・。
あー、片身かどうか聞かなかったが、一枚で600円。
来年の今日まで調理ができるようにしておきたいが・・どうなることやら。
次の店に向かおうとしたら長男の友達二人のNくんとYくんに遭遇した。
前日の30日の夜半に東京から車で戻ってきた長男。
長男から聞いていたし、昨年も遭遇していたので、たぶんに合うだろうと思っていたら案の定のご互いが買い出し出会いだ。
話題は長男のこともでる立ち話に長居はできそうにもない卸売市場内。
通行の邪魔をしてはならないので、分かれてそれぞれが目指す先の商店巡り。
ぐるりと市場を回遊して探し出すまぐろの塊。
冷凍まぐろを大きな刃で伐っていたお店もあるし、とにかく目移りする生まぐろ買い。
色合い、風合いにこれやっと決めた生まぐろ。
決め手は売り子さんが伝えてくれた美味しい食べ方。
「買ってそのまま冷蔵庫に入れたままにしておくと、真っ黒けになるから、一旦は自然解凍をしておいて十分に水出しをしておくこと・・」。
「その処理をちゃんとしてから冷蔵庫に収納したら美味しなるよ」というアドバイスだった。
なるほど、である。
生まぐろは冷凍もん。
水分たっぷりとは云わないが、余計な水分が魚身に無用の影響を与えて味を不味くする。
そういうことだ。
大きな塊を2切れ。
まけにまけてもらって3000円。
買ったお店は㈱丸二商店。
2年前の平成27年も買ったお店。
店員さんの見聞きに任したら美味しいものを提供してくださる。
来年もっまた、ここで買ってみたいお店である。
とてもお買い得な生まぐろはいち早く帰って、おふくろに味わってもらいたいものだ。
なんせおふくろは大のまぐろ好き。
にぎりであっても造りであっても、まぐろ、まぐろ、である。
いろんな活魚店を見て廻る。
ふと目についたのが大きなほたて貝の照り焼き。
照り具合に引き付けられていくほたて貝の照り焼きは5個入りで594円。
これもまたお買い得。
割合歳いったおっちゃんが「買うて、買うて」と連呼する声は好きではないが、大粒姿の色具合に釣られて思わず買ってしまったお店は㈱活泉。
一本、筋を奥に入ったところにある。
造りはブリもあるし、生まぐろもある。
これで打ち切りと思っていたが、こんなにでかい丸ごと茹で蛸を見たら、欲しくなるのは当然な気持ち。
一匹で2200円。
大安売りの茹で蛸をかぶりつきたい。
そう思って買ったお店は㈲古賀商店。
2年前は雲丹に鮑も買っていたお店。
安くて美味しい商品を提供してくれる店である。
海鮮ものはこれぐらいで〆。
次は向かい側にある建物へ。
毎月の月末辺りの土曜日は中央卸売市場協同組合が主催する「食祭市」が開催される関連棟である。
購入する品物は例年と同じ。
まずは奈良県麺類卸売㈱でバラ売りのエビ天を買う。
サイズはとてもでかい大サイズ。
4尾買って800円。
1尾が200円でこのサイズ。
スーパーで買ったら350円はするであろう。
ついでに買ったすき焼き用豆腐は1丁が40円。
蕎麦は先にスーパートライアルで買っていたから、ここではもう買うことはない。
ところがこれが大失敗だった。
来年はここで買うか、それとも・・。
年が明けてから思った蕎麦は冷凍もんにすべし、であった。
次は是が非でも買わなきゃならない玉子焼き。
私はそう呼んでいるが、じつはだし巻き。
とても美味しいから毎年買うことになっている。
先ほど出会った長男の友達にも推薦してだし巻きを売る店は㈱ビッグウェイフーズ。
今年のサイズは大を選ぶ。
3枚買ったボリューミーなだし巻きは972円。
一枚が324円の大型サイズのだし巻きは食べ応えのある分量。
とかくそれぐらいでないと、すぐに食べきってしまうのが困りものだ。
レジで支払っている最中にえー匂いがする。
美味しそうな匂いはどこから。
足元から。そんなくらいにびっくりした場はお店にあった。
店員さんがストーブ熱で焼いていたフライパンにあったのは醤油を塗っていた白餅だった。
えー匂いするやろと云った店員さん。
なんと食べていき、と云って焼きたて醤油タレ付き餅をパックに盛ってくれた。
店の外でよばれた餅の美味しいこと。
嬉しいサービスは店員さんの気持ちのサービス。
いつでももらえるわけではない。
ラストの買物はジュルネフーズ㈱のすき焼き肉。
100gが税込み580円のすき焼き肉を800gも買った。
支払った代金は4750円。
この日、一番の支払い額であった。
帰宅してすぐにいただくビッグウェイフーズのだし巻き。
お昼にも1本。
立て続けに食べても飽きないだし巻き。
大晦日の買い出しの楽しさは食にあり。
向こう側にあるお皿料理は簡単に作れるもやし炒め煮。
厚揚げを入れると一層美味しくなる。
その向こうはおにぎり。
右手にあるスープは春雨スープ。
これも簡単。
お湯を注いで3分で美味しくいただける。
(H29.12.31 SB932SH撮影)
日の出時間は7時4分ころ。
辺りはまだまだ真っ暗な時間帯に家を出る。
到着時間は6時に照準を合している。
それくらいの時間帯は混み入っていない。
通路でぶつかり合うことのない時間帯である。
起床時間は久々にタイマーセットした朝5時。
久しぶりなので鳴った音色にうっとり。
いや、違った。
セットした目覚まし時計に気づいて目を覚ます。
普段であればそこから2時間もかけて起き上がる。
起き上がると云っても、小水トイレ、体重計測、血圧・心拍数計測に夕刊・朝刊のまとめ読み、洗顔、大便トイレを経て食事するまでを要する時間は2時間。
そんな日常を出し切ったら、とてもじゃないが間に合わない。
今、出かけなくちゃならんから、大便は帰宅してからにする、としてとにかく出発。
今月20日に退院して、人生初の介護通所サービス施設体験したおふくろに留守番をお願いして出かけた先は奈良県中央卸売市場。
到着時間は午前6時10分。
買い物客はそれほど多くもない。
通路は歩きにくい状態でもない。
店だししている商品は流し目線でとらえる。
最初に行く商店は㈱都水産。
大晦日の買い出しをするようになって数年になる。
毎年のことであるが、お店は決まって㈱都水産。
ここで買うのはいつも半身のブリ。
お店に顔を見せたとたんに云われた台詞は「残していたで~♪」だ。
お店の看板娘の一人である妹ねーちゃんだ。
今年もついてきたかーさんはびっくりぽん。
なんで覚えられるのか、不思議でならないようだ。
私は、顔か、口調によほどの特徴があるようである。
この日の買い値段はkg単価が1300円。
2.75kgもあるブリの半身を皮付きの三枚おろし。
背骨以外は無用のアラも盛ってもらって3575円。
ついでにというか、ねーちゃんが、これ美味しいと云ったから間違いないと決断してかったあさり貝。
おふくろも喜びそうな買い出しあさり貝は買い出し640円。
kg単価が1600円のところを400gしか買わなかったので640円になった。
トコブシも買いたいし、サゴシも美味そうに見えた㈱都水産の海産物。
サゴシはどういう料理をすればいいの、というかーさん。
そもそもサゴシの名を知らない。
サゴシはサワラの0歳魚。
主に秋から冬にかけて撮れる魚。
小型で脂分が少ないと云われている魚を美味しくいただくには西京漬けが一番らしい。
尤も、私が食べたかったのは塩で〆て、キズシが一番。
サバはもっともであるが、大昔に聞いたことがある料理法のキズシ。
かーさんがやらんかったら、いっぺん試してみようと思っているくらい。
いつだったか、とても美味そうな生サバを売っていたお店があった。
夕刻にしか店を開けない魚屋さんは丸一水産。
定休日は毎週の月曜、火曜のようだ。
売り場は旧都祁村の藺生町にあったと思う。
太い生サバはえー値だった。
何人もの婦人が並んででも買っていた。
その人たちはサバのキズシを作って食べていると話していた。
祝いの場にもでる一本丸々のサバもそうだが、サゴシも食べてみたいと思うのだが・・・。
あー、片身かどうか聞かなかったが、一枚で600円。
来年の今日まで調理ができるようにしておきたいが・・どうなることやら。
次の店に向かおうとしたら長男の友達二人のNくんとYくんに遭遇した。
前日の30日の夜半に東京から車で戻ってきた長男。
長男から聞いていたし、昨年も遭遇していたので、たぶんに合うだろうと思っていたら案の定のご互いが買い出し出会いだ。
話題は長男のこともでる立ち話に長居はできそうにもない卸売市場内。
通行の邪魔をしてはならないので、分かれてそれぞれが目指す先の商店巡り。
ぐるりと市場を回遊して探し出すまぐろの塊。
冷凍まぐろを大きな刃で伐っていたお店もあるし、とにかく目移りする生まぐろ買い。
色合い、風合いにこれやっと決めた生まぐろ。
決め手は売り子さんが伝えてくれた美味しい食べ方。
「買ってそのまま冷蔵庫に入れたままにしておくと、真っ黒けになるから、一旦は自然解凍をしておいて十分に水出しをしておくこと・・」。
「その処理をちゃんとしてから冷蔵庫に収納したら美味しなるよ」というアドバイスだった。
なるほど、である。
生まぐろは冷凍もん。
水分たっぷりとは云わないが、余計な水分が魚身に無用の影響を与えて味を不味くする。
そういうことだ。
大きな塊を2切れ。
まけにまけてもらって3000円。
買ったお店は㈱丸二商店。
2年前の平成27年も買ったお店。
店員さんの見聞きに任したら美味しいものを提供してくださる。
来年もっまた、ここで買ってみたいお店である。
とてもお買い得な生まぐろはいち早く帰って、おふくろに味わってもらいたいものだ。
なんせおふくろは大のまぐろ好き。
にぎりであっても造りであっても、まぐろ、まぐろ、である。
いろんな活魚店を見て廻る。
ふと目についたのが大きなほたて貝の照り焼き。
照り具合に引き付けられていくほたて貝の照り焼きは5個入りで594円。
これもまたお買い得。
割合歳いったおっちゃんが「買うて、買うて」と連呼する声は好きではないが、大粒姿の色具合に釣られて思わず買ってしまったお店は㈱活泉。
一本、筋を奥に入ったところにある。
造りはブリもあるし、生まぐろもある。
これで打ち切りと思っていたが、こんなにでかい丸ごと茹で蛸を見たら、欲しくなるのは当然な気持ち。
一匹で2200円。
大安売りの茹で蛸をかぶりつきたい。
そう思って買ったお店は㈲古賀商店。
2年前は雲丹に鮑も買っていたお店。
安くて美味しい商品を提供してくれる店である。
海鮮ものはこれぐらいで〆。
次は向かい側にある建物へ。
毎月の月末辺りの土曜日は中央卸売市場協同組合が主催する「食祭市」が開催される関連棟である。
購入する品物は例年と同じ。
まずは奈良県麺類卸売㈱でバラ売りのエビ天を買う。
サイズはとてもでかい大サイズ。
4尾買って800円。
1尾が200円でこのサイズ。
スーパーで買ったら350円はするであろう。
ついでに買ったすき焼き用豆腐は1丁が40円。
蕎麦は先にスーパートライアルで買っていたから、ここではもう買うことはない。
ところがこれが大失敗だった。
来年はここで買うか、それとも・・。
年が明けてから思った蕎麦は冷凍もんにすべし、であった。
次は是が非でも買わなきゃならない玉子焼き。
私はそう呼んでいるが、じつはだし巻き。
とても美味しいから毎年買うことになっている。
先ほど出会った長男の友達にも推薦してだし巻きを売る店は㈱ビッグウェイフーズ。
今年のサイズは大を選ぶ。
3枚買ったボリューミーなだし巻きは972円。
一枚が324円の大型サイズのだし巻きは食べ応えのある分量。
とかくそれぐらいでないと、すぐに食べきってしまうのが困りものだ。
レジで支払っている最中にえー匂いがする。
美味しそうな匂いはどこから。
足元から。そんなくらいにびっくりした場はお店にあった。
店員さんがストーブ熱で焼いていたフライパンにあったのは醤油を塗っていた白餅だった。
えー匂いするやろと云った店員さん。
なんと食べていき、と云って焼きたて醤油タレ付き餅をパックに盛ってくれた。
店の外でよばれた餅の美味しいこと。
嬉しいサービスは店員さんの気持ちのサービス。
いつでももらえるわけではない。
ラストの買物はジュルネフーズ㈱のすき焼き肉。
100gが税込み580円のすき焼き肉を800gも買った。
支払った代金は4750円。
この日、一番の支払い額であった。
帰宅してすぐにいただくビッグウェイフーズのだし巻き。
お昼にも1本。
立て続けに食べても飽きないだし巻き。
大晦日の買い出しの楽しさは食にあり。
向こう側にあるお皿料理は簡単に作れるもやし炒め煮。
厚揚げを入れると一層美味しくなる。
その向こうはおにぎり。
右手にあるスープは春雨スープ。
これも簡単。
お湯を注いで3分で美味しくいただける。
(H29.12.31 SB932SH撮影)