マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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井戸野町春日神社・大注連縄に正月迎えの御供

2020年08月05日 08時48分58秒 | 大和郡山市へ
白坂神社の大注連縄をかけている六人衆は注連縄の別名を知らない。

70歳代の一老でさえ知らないという。

境内から鳥居を抜けて少しばかり延長する砂の道作りは午後になる。

作業は昼食を経てからになるからそれまで待てない。

その間に見ておきたい再調査に向かった先は白土町の北側になる井戸野町。

八幡神社に架ける注連縄もまた簾型である。

平成22年に架けている様相を取材してから8年も経つ。

その後もしているだろうと思って訪れた。

井戸野町に車を停める場所は難しい。

僅かな時間の停車に何年も前に取材させてもらった常福寺出入口に停めさせてもらって八幡神社の大注連縄を拝見する。

昔も今も変わりなく架けていた鳥居の大注連縄。

境内向こうの拝殿前に架けた注連縄もある。



門松はまさに門松。

竹も梅もない門松。

オン松にメン松の一対を設える。



拝殿を潜って行けば本社殿にも大注連縄を架けている。



大晦日の参拝に手を合わす本社殿に早くも鏡餅を供えていた。



時間帯は午前11時半。



供えていたのはおそらく正月の飾り付けをし終えた自治会の神社係であろう。



辺りを見渡せば末社の他、燈籠の間に台を設けて鏡餅を供えていた。



注連縄腰に境内を拝見したそれぞれの小社にもお供えをしていた井戸野町の丁寧さが伺える。

(H30.12.31 SB932SH撮影)
(H30.12.31 EOS7D撮影)