マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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伊豆七条町から消えた簾型注連縄

2020年08月16日 09時42分45秒 | 大和郡山市へ
伊豆七条町からすっかり消えてしまった簾型注連縄。

神社に掲げることなく、伊豆七条町は民家にあった。

大晦日の夕方から行われるフクマル呼び。

集落全戸を巡ってフクマール、コッコーを叫ぶフクマル呼び。

門屋の前かお家の中庭で行われるフクマル呼び

南側に位置する民家が建ち並ぶ。

その1軒がY家。

当主のYさんは簾型注連縄を「オシメ飾り」と呼んでいた。

小雪降る平成22年の大晦日にかけていた姿を思い出す。

もう1軒もさらに西へ行ったところにあるお家。

Y家もまた簾型注連縄をかけていた。

そのかけている玄関前でフクマル呼びをしていた。

1軒のYさんは息子が継ぐようなことを云っていたが、その形跡もなく2軒とも一般的注連縄に移っていた。

(H31. 1. 2 記)