アバルト595 コンペティツィオーネ 5MT 用スポーツマフラーについて・・・
皆さんご存知のように車両保安基準として乗用車に装着されるマフラーは近接排気騒音規制値に適合することが義務付けられていますが、これに加え、そのマフラーに対し、「加速走行騒音を有効に防止するものであること」が規定され平成22年4月以降に生産及び通関された自動車に適用されております。
この加速騒音認定取得が悩みの種なんですが・・・
同じ型式車両であっても、変速装置の違い・エンジン出力数値の違い・同じミッションでも
ギヤ比の違いで其々個別に公的機関にて加速騒音試験を受ける必要があります。
既にアバルトの場合は ABARTH500 5MT
ABARTH595 Tourismo 5MT&5AT
ABARTH595 Competizione 5AT
に関しては加速騒音認定試験を受けて保安基準適合となっております。
で、Competizione 5MTはどうなのか・・・
残念ながらこれまでCompetizione 5MTのオーナー様方からの
スポーツマフラーのお問合せが無い為後回し?! となっているのですが・・・
最近、複数の Competizione 5MT 乗りのオーナー様よりお問合せが舞い込んでおります。
現在の所悩みモード中なんですが、正式に予約注文頂けるようなら具体的に動こうかと思案中です。
(何せ、認定取得の為には諭吉さんが30人程飛んでいきますので・・・)
ターボ車特有の濁音系 ボーボーサウンド ではなく、歯切れのよい乾いた高周波サウンドと高い工作精度と品質
更に高性能なマフラーをお望みでしたら MT-DRACO with SACLAM スポーツマフラーは
唯一無二の選択肢と思います。
私のこれまでの経験上、ターボ車の場合は触媒直後のフロントパイプから替えないと狙った性能が出ません。
又、中間マフラーとの接続部分はコスト的にはフレキシブルパイピングにしたいのですが
アバルト用は非常に高価な球面フランジ仕様としてます。
一見通常の中間マフラーに見えますが、十数本に及ぶ試作開発にてレゾネーターとステンレスウール仕様に・・・
既存ストレート構造マフラーはほぼ例外なくグラスウールを使って消音してますが残念ながら濁音系サウンドに・・・
リヤはサクラム管テールのW出し。
この接続部分も純正及び既存社外品の多くは差込式でUジョイント接続ですが
可成りの確率で排気漏れしてます。
この部分も少量生産品にも拘わらず軽量肉抜きロストワックスフランジにて確実にジョイント。
W出しテールエンド、一見水平レイアウトに見えますがほんのすこ~し上向き角度をつけてます。
テールエンドへの二股部分、コスト的には型物ジョイントパイプにて左右に振り分けますが
ここも熟練クラフトマン氏によってハンドクラフトTIG溶接・・・
二股部分の擦り合わせ作業はまさに職人芸ですよ^^;
この部分、私的には非常に重要でして・・・
夕暮れ時後方からヘッドライトが当たると キラリと怪しく?! 輝いてるのですよネ・・・・・
という事で・・・
* MT-DRACO with SACLAM
ABARTH 595 Competizione 5MT用<加速騒音認定>スポーツマフラー
納期等気長にお待ちいただけるオーナー様 5人以上 集まりましたら具体的に動くつもりでおります。
詳細は連絡下さいませ。
Mobile: 080-6689-9950