クルマ趣味人のアバルトオーナー様のリクエストに応えるべく
モノチューブ全長調整式車高調のリセッティングをトライバルオートさんにて実施。
、
車高に関してはフロントで約5mmUP、これまでの指半本→指1本。
そしてフロントとバランスをとる為にリアもこれまでの指半本→指1本に変更。
フロントタイヤのフェンダーとの干渉を避ける為のネガティブキャンパーを
ニュートラルに修正。
トーインも再チェック、トーコントロール調整の上実走テストを行って
減衰は下から4ノッチとしました。
結論的に申し上げますと・・・
ナンバー付き趣味車にて快適なカフェレーサー仕様を目指すなら
好みの問題もあると思いますが車高ダウンのデメリットも十分納得の上セッティングしたら
良いと思います。
特にロールセンターが大きく変わるのでハンドリング改善の為にはタイロッドを
含めて修正する必要があります。
注意すべき点は取付ポイントをピロボール等にしますとよりダイレクトでシャープ
なハンドリングになりますが頻繁なメインテナンスが必要となります。
国産チューニングカーのマーケットではポピュラーな足回りモディファイですが
その殆どのオーナーは装着後は付けっぱなし状態にてハードなドライビングを
繰り返し、各パーツの取付部のガタが発生してまともに乗れる状態ではなくなったりします。
ボディー補強もそうですが各パーツ装着によるメリットだけでなくデメリットも
十分考慮する必要があると思います。
さてさて、アバルトオーナー様に心地よいセッティングが出来たかどうか・・・
後日確認しなくてはいけません。
惜しむらくは段差乗り越え時のハーシュネス・・・
軽量・高強度・高剛性の鍛造ホイールですと目覚ましく改善出来るのですが・・・
先を急ぎ過ぎずにアバルトライフを満喫して頂くのが 吉!
MT-DRACO with SACLAM スポーツマフラー
歯切れの良い硬質で乾いたサウンドは我ながら心地よいドライビングを楽しめます。
5ATの場合はやはりマニュアルモードにて
アバルト本来の楽しさが沸き上がってきます。
余計なお世話と自覚しているのですが・・・・・・
正直な所、最も人気のある純正オプションマフラー・・・・
オーナー様方は本当に気に入ってらっしゃるのでしょうか??
アイドリングから中高回転領域、かなり雑味のある濁音系サウンドで特にフル加速時の金属音・・・
よく言えば確かに迫力満点ですね。
工作精度も正直な所70年代の品質でフラックス溶接もラフ・・
中間マフラーとの差込み部分からは排気漏れ・・・
経験豊富な通好みのアバルトオーナー様がもっと増えると嬉しい所です。
MT-DRACO号の試乗&視聴ご希望でしたら遠慮なく^^;
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