レシピは勿論ネットから取り入れ、自分の食べたいものを選ぶ。それも出来るだけ少し手間のかかるものにする。どうしてかと言うと、たまにしか料理をしないのに、簡単なものでは食材や食器に悪い気がするから……。
かと言って本格フランス料理なんてとても無理。それらしきもので満足するしかない。しかし、食べて美味しければ、まあ納得というわけ。
さて今宵の食材は、スモークサーモン、豚ロース肉、アンチョビソース、パセリ、ケーパー、レモン、ルッコラ、粉チーズ、オリーヴオイルと塩・コショウ。
さて出来上がった「ポテトのスモークサーモン包み」は、悪くない。自分で言うのはナンだけど、美味しかった。熱いジャガイモをつぶしてマヨネーズ適量(勿論、市販のマヨネーズ)とアンチョビソース適量(キューピーの製品)に塩を少し加えて冷蔵庫で寝かせる。適量と言うあいまいな表現なんだけど、それは自分の好みと言っていいい。本当に適当に入れたよ。このアンチョビソースが効いたのかコクのある味なった気がする。
たまねぎを細く切って水にさらし洋からしと砂糖、塩、こしょうにレモンと酢、オリーヴ油を混ぜたドレッシングもgood。パセリとケーパーを散らせばお金が取れるかもね。
ああ、蛇足ながらサランラップにサーモンを載せてその上にポテトを丸めて置いて茶巾絞りにすれば格好良くできる。
「ミラノ風カツレツ」はどうか。豚ロース肉をラップに包んで2倍ぐらいに薄く伸ばす。とんかつの要領でメリケン粉、溶き卵をくぐらせて粉チーズを混ぜたパン粉をつけて、フライパンで大さじ二杯程のサラダ油で揚げ焼く。肉そのものは塩・コショウだけのあっさりしたものだが、一口大のトマトにニンニクと塩をふりかけ、しばらく寝かしたものにオリーブ油とルッコラを混ぜる。肉とこのルッコラを一緒に口に入れると独特の風味が肉を引き立たせる。
これに白ワインがあれば何も言うことはない。むしろ一挙に50年ほどタイムスリップして考えられないほど若くなる。色白で笑顔の可愛いい彼女。「ああ、ずいぶん昔のことだなあ!」そういう空想に満たされる。こういうときにはやはりBGMが必要。私はやっぱりビル・エヴァンスを選ぶ。曲はロマンティックなのがいいから、「My foolish heart」かな。その曲をどうぞ!
Bill Evans-My Foolish Heart
なお、レシピは、gooのグルメ&料理から「(料理教室)予約制ランチ・レストラン ニシノ」と「モン アトリエ」を使いました。