暑い、本当に暑い。連日テレビのニュースで取り上げられているのは「猛暑」だ。夏の代表的アルコール飲料は、ビールだろう。そのビールの飲み方を間違えるとなんとも味気ないものになると言う記事があった。
一部引用すると「キンキンに冷やすという間違った常識が、せっかくの芳醇な味わいを殺してしまう。最近飲んだビールの中で最悪だったのは、ブルックリン・ブルワリーのペナントエール55だ。
そんなことを言ったら、友人は仰天するだろう。私は10年近くこの醸造所の近所に住み、ペナントエールをこよなく愛する地ビールの大ファンなのだ。
しかし、確かに最近飲んだペナントエールにはいつもの魅力がなかった。感じられるのは炭酸の泡だけ。一口すすって、がっくりきた。
おいしいビールがなぜこんなひどいありさまに? 古かったのか、つぎ方が悪かったのか? グラスが汚れていたのか? いや、冷え過ぎていたのだ」
ではどのような飲みかたがいいのか? この記事からピックアップしよう。まず地ビールは、12~13度がいいという。ちょっと生ぬるい感じがするけどね。ライトなタイプのビールは、4~7度。やや濃厚なのは4~7度より少し温度を上げ、ヘビーなのは10~13度をお薦め。
じゃあどうしてキンキンに冷えたビールを出すかと言えば「上質な地ビールは冷やし過ぎると風味が飛んでしまうが、味気ない大量生産品は冷やすことで「あら」がごまかせる。だからバドワイザーやミラーの広告は、霜付きジョッキや雪山、ビキニ姿の美女だらけなのだ」と記事にある。
つまり風味のない「あら」が誤魔化せると言うわけ。余程のビール好きでもない限り、生ぬるいビールは敬遠するだろうね。味はともかく、気持ちよく酔えればいいか。