短い記事だから丸々引用してみよう「BMWのドライバーはしばしば、運転が乱暴になりがちだと批判されることが多い。最近英米で2つの調査結果が出たが、いずれもBMWのドライバーがどんなに丁寧にいっても「完全に身勝手」ということが示された。
1つはカリフォルニア大学バークレー校の性格・社会調査研究所が横断歩道で行った調査。それによると、歩行者が横断歩道の端に立ち、渡ろうとしてもBMWのような高級車は同州の法令通りに一時停止するドライバーが少なかった。
調査に携わった同研究所のポール・K・ピフ氏はニューヨーク・タイムズ紙に対し、「高級車は歩行者が渡ろうしている横断歩道の前で止まる車は少なかった」と指摘。「BMWのドライバーが最悪だった」と話した。横断歩道での調査は125台の車が対象になった。
この調査では四方向一時停止の交差点でも一時停止を怠る車はBMWのような高級車が多かったという。
英デーリー・メールによると、英国での調査ではBMWがドライバーの運転がどの車のドライバーよりも乱暴になりがちだと指摘された。ドライバー2837人を対象にした調査では、金曜日の午後5時45分のラッシュアワーにドライバー同士のいさかいが起きやすいという。その次が月曜日の朝。乱暴運転などが原因のトラブルを起こす最も多い車種はBMWで車体の色はブルー。ドライバーの年齢は35─50歳の男性という」
日本ではどうだろか。わたしが見てきた範囲ではそれほど身勝手とは思えない。英米のドライバーはBMWに乗るとどういう心理状態になるのだろうか。
わたしの場合は、英米をミステリー小説を通してみているせいか、BMWなどは医者や弁護士、企業の主要ポストの人間が乗っている印象が強い。それほど身勝手なんだろうかと思う。
しかし、実態調査がある以上、英米へ観光旅行に行った場合には、ブルーのBMWには気をつけたほうがよさそうだ。