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歳をとっても恋をしよう「最高の人生のつくり方 ’14」劇場未公開

2015-08-18 18:35:44 | 映画

             
 「最高の人生……」3部作の最終部だろう。はじめは、’07年「最高の人生の見つけ方」ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演だった。次いで’12年「最高の人生のはじめ方」モーガン・フリーマン、ヴァージニア・マドセンのキャスト。

 で、今回は71歳のマイケル・ダグラスと69歳のダイアン・キートンで、’12年の「最高の人生のはじめ方」とともに劇場未公開という取り扱いになった。高齢俳優では広い観客の動員はムリだろうから仕方がないかもしれない。

 お話というのは単純で、オーレン・リトル(マイケル・ダグラス)の薬づけだった息子が、刑務所に入るから娘を預かってくれと言ってきたのが事の始まり。

 オーレンは、腕利きの不動産業者で妻を亡くして住んでいた豪邸を手放して引退するつもりで、湖畔の四世帯が住むアパートに一人暮らしだった。オーレンの隣には、夫を亡くしたジャズ歌手のリア(ダイアン・キートン)が住んでいる。

 オーレンは変わり者で、人の神経を逆なでするような言葉を平気で言う。ところが訳あり息子の孫のサラ(スターリング・ジェリンズ)が来てから徐々に様子が変わっていく。いがみ合っていたオーレンとリアにも新しい人生が始まる。

 さすがにもう70歳近くなったダイアン・キートンも老いを感じさせるが、格好いいスタイルといい声は健在。ダイアンの歌が聴けるのがうれしい。

 ジョニ・ミッチェル作曲でジュディ・コリンズが歌う「Both Side Now青春の光と影」が導入部を彩り、ラストシーンでは、ダイアンの歌う「The Shadow Of Your Smile」が心に沁みる。

 それにサラを演じたスターリング・ジェリンズがすごく可愛い。これからどう成長していくか楽しみではある。監督のロブ・ライナーもバンドの一員として顔を出している。オールディーズ好きにはたまらない映画と言える。
では、ダイアン・キートンが歌う「The Shadow Of Your Smile」をどうぞ!

         

         
         
         
         
         
         
         
  

監督
ロブ・ライナー1947年3月ニューヨーク市ブロンクス生まれ。

キャスト
マイケル・ダグラス1944年9月ニュージャージー州ニューブランズウィック生まれ。
ダイアン・キートン1946年1月カリフォルニア州ロサンゼルスうまれ。
スターリング・ジェリンズ出自不詳、2013年からすでに3本の映画に出演している。
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