
アメリカン・ミステリーがお好きな方には、タイトルだけで想像がつくでしょう。そうなんです。マイクル・コナリーの人気シリーズの主人公ロサンジェルス市警殺人課刑事のハリー・ボッシュ(タイタス・ウェリヴァー)のお話。
コナリーの原作ではお色気が乏しいが、この作品では新人パトロール警官ジュリア・ブレイシャー(アニー・ワーシング)と第2話で早々とベッドインする。このジュリア、弁護士もしていたが殺人課刑事に憧れて警官になったという異色の魅力的な女性。
ロサンジェルスが舞台になるコナリーの作品に登場するレストランや地域や場所は必ず実在する。ロサンジェルスのボッシュの住まいは高台にあってロサンジェルスの夜景がすばらしい。ジュリアの褒め言葉にボッシュが説明する。
ジュリアにしてみれば、警察の安月給でどうして? という思いがあるのだろう。その辺も聞きどころだろう。原作を読んでいたときに想像したボッシュは野暮ったい男に思えたが、タイタス・ウェリヴァーの引き締まった中年男は格好いい。この俳優ははじめて見るがテレビ出演が多い。なかなかいい味を出している。
一方、アニー・ワーシングも初めて。こちらもいい。第3話からじっくりと楽しみたい。海外ドラマも結構いいのがあるから、これからも楽しみ。
タイタス・ウェリヴァー1961年3月コネチカット州ニューヘヴン生まれ。

アニー・ワーシング1977年3月セントルイス生まれ。
