Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

千葉のレスキュー

2010-03-01 | RoboCup2010

昨日の千葉ノード大会でのレスキューについて・・・


ルールは2009年ルールなので、競技進行停止になると、チームキャプテンがロボットを持ち上げて部屋の入口に戻します。 同じところで2回進行停止になると、停止した地点のちょっと先が新しいスタート地点になります。

この2009年ルールは昨年のジャパンオープンで体験してあるとはいえ・・・改めて観客の視点で見ると「まどろっこしい」ですね。

せっかく、ギャップがうまくいったのに・・・その先の障害物で失敗して、入口に戻って、またギャップをやらないと・・・あ~っ今度はギャップを失敗した・・・・なんて、感じです。

見ているほうも、部屋の最後の方に来ると・・・「もう絶対失敗するな!」なんて祈りにも似た感覚が起こってきます。


それでは、私の心を動かしたロボットのインプレッションなど・・・勝手にやらせていただきます。

ちなみに、競技の成績などは知りませんし、メモなどもとっていませんでしたので、私のつたない記憶をたよりにした文章です。 事実と違っていたらスミマセン。


まずは、チーム「重戦車」のロボットです。

幅広の4輪車で駆動は後の2輪だけのようです。 でも、バランスが良いのか駆動力があるのか、くるくる軽快に回転し、ライントレースも問題なくスルスルと進んで行きました。

Img_3592

後ろを向いたときに5輪目が見えたのですが・・・どうもこれが坂道センサーになっているようです。 NXTの大きなセンサーを使っても、コンパクトにまとめたロボットでした。

坂道も難なく上ったのですが・・・レッドゾーンのプログラムはうまく動作しなかったようです。

(残念)


次は、チーム「A-GISON」のロボットです。 クローラを使用して2つの光センサーで黒線をはさみながら進むところは、セオリー通りでしょうか。

Img_3607

クローラを駆動するモーターがとても高い位置にあります。 それでも、バランスが良いのか傾斜路でも問題ありません。 この2つの光センサーの間にタッチセンサーがあり、これが傾斜路の判定になっているようです。

通常は、ゆっくりと確実に進んでいたのですが・・・傾斜路にはいると急に元気いっぱい全力で上り始めました。


チーム「ぎぶす」のロボットです。

Img_3306

ロボットの前部に割り箸?が2本・・・これは、障害物検知のためのタッチセンンサーのバンパーのようです。

結構背が高く、配線が上まで伸びているのですが・・・線材がスパゲッティのように山盛りになっていて・・・どれが何の信号線か、本人にしかわからないでしょうねぇ。

Img_3311

ロボットの真ん中に上に伸びた支柱があり、その上には何があるのか? と思っていたら、被災者発見の時に光るLEDが帆船の帆のように並んでいました。


さらに、チーム「ふぁらでぇ」です。

ロボットの前部と左右を金属の一枚板で囲ってあり、なんとも中世の騎士を思わせる強そうな雰囲気です。

Img_3209

実際に、障害物でガラスの瓶に接触すると「カツーン」「カツーン」と、金属の心地よい音色が奏でられました。

Img_3225


そして、チーム「しゅれでぃんがー」のロボットです。

このロボット・・・デカイ、でかい、デカイ! ほんとに車検通ったの? と疑いたくなるくらい迫力があります。

Img_3353

 

そして、綺麗!

被災者発見のアピールの時に、赤、青、黄のLEDが綺麗に光ります。

Img_3750

観客も「きれい!」と、うっとりと眺めていました。


では、今週のびっくりドッキリメカ! パフパフ

チーム「KAITORAMAN」です。

このロボット・・・2輪なの? 前後にふわふわ傾きながら進むのですが・・・重心を乗せた左右の2輪での動きが、とても軽やかです。

Img_3515

こんなに、前後にふわふわ動くと、光センサーの値がふらつくと思うのですが、ちゃんとライントレースしてます。 何か特殊な技術を使っているのでしょうか?

とにかく、不思議な動きで、確実に得点を重ねていく・・・摩訶不思議なロボットでした。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする