Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

東東京ノード大会のレスキューロボット

2010-03-23 | RoboCup2010

もう、すでに色々なチームのロボットを紹介してしまいましたが・・・

まだまだユニークなロボットが沢山ありました。

最初に今回の感想として・・・

・自作機が増えた

・LEGOベースでも電子工作を加えたチームが増えた

・新しい技術が増えた

・LEGOでもNXTが増えた

こんな感じでしょうか?

これまで、関東ブロックでは、LEGO(それもRCX)のロボットが中心でしたが、同じLEGO Mindstorms でもNXTが増えました。 

そんな中で、あくまでもRCXのロボットで参加するYは、時代遅れなのでしょうかねぇ?

自作機は、センサーの数や種類で有利ですけど、まだプログラムの技術が熟成されていないようです。 でも、自作機は千葉ノードの十八番だったのですが、その精神が広がってきたのでしょうか?

で、新しい技術ですが・・・カメラ搭載マシンこそありませんでしたが、カラーセンサーや加速度センサーは普通に使われるようになってきました。 

今回驚いたのは、ロボットから離れた先の黒線を感知するセンサーを搭載しているロボットがあったことです。 これなら、ギャップの先の黒線を見つけることができ、ギャップで外れるのでは・・・と、ドキドキしなくて済みますよね。 でも、これもまだまだ熟成が必要な技術なようです。

Img_5755

LEGOの光センサーもLEDを白や青に改造して、緑の被災者を判別することが普通に行われているようです。 

赤い光しか発していない我が家のチームのロボットはやっぱり時代遅れなの?(笑)

で、いろいろ新しいセンサーなどを搭載し、技術を誇る中で・・・


私が個人的に気に入っていたのがチーム「Wardog」です。

Img_5778

大きなタイヤの6輪で、とても安定した美しさがあります。 ちょっと車高が高い気がしますが・・・

6輪なのに、回転も安定しておりました。


次は、チーム「レッドゾーン」です。

一見、RCX搭載の普通のマシンのようですが・・・ロボット側面にバッテリーケースが、ロボット後方に巨大なコンデンサを搭載した基板があります。 これは、DC-DCコンバータだそうです。

Img_5808

RCXの電池6本に2本を加えた12Vを、安定化した9Vにして供給しているのだそうです。

なんか、触ると感電しそうな迫力があります。

(チーム「NEXTEP」も同様?の仕組みを搭載していました。 流行なの?)


お次は、チーム「久々出場 mottainai」です。

RCXを2個横に並べた、モンスターマシンです。

Img_5844

2007年の「The LATEST」以降、久し振りに見ました。

コントローラの複数搭載はポートを増やす有効な方法なのですが、コントローラ同士の同期を取るために通信したりして、プログラムがとても複雑になるのですよねぇ。


今週のビックリどっきりメカ! パフパフ!

誰でもができるのに、誰も思いつかなかった技術がここに・・・

Img_5743

チーム「Kiwi-JPN」のロボットです。

NXTを縦に積むという珍しい型ですが、それには訳があるんです。

先端に付いた障害物検知のバンパー(40枚ギア)の先は、NXTのコントローラ本体のオレンジボタンに接続されます。 つまり、障害物をNXT本体のオレンジボタンで感知できるのです。 

(もし、ジュニアレスキューの特許権があれば、確実に特許になりますよね。)

車検ブースでインタビューをしていた「P1」も絶賛していました。

実は、このチームは・・・ニュージーランドのロボカップで上位に入った事があるすごいチームなんです。 さすがに、日本の競技は全然違う、と言ってました。 でも、2010年ルールはオーストラリアのルールがベース(ニュージーランドのロボカップもオーストラリアと同じル-ル)なので、缶の扱いでは大先輩になりますねぇ。

また、競技の設定の違いを教えてくれました。

日本の競技は、災害現場(地震とか)の瓦礫の中で被災者を発見する・・・のですが。

ニュージーランドの競技は、「chemical spill  つまり 化学薬品があふれてしまった中で作業員をすばやく助ける」というコンセプトなのだそうです。 あの、池みたいなのは、薬品の海だった!

コメント (5)
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