Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

殿堂入り

2010-03-16 | RoboCup2010

東東京ノード大会の本部の近くに設置された「都立産技高専コーナー」に殿堂入りしたロボットが展示されていました。

昨年までは、「LINK」のロボット3台が展示されていました。

(その前には、「P2」のロボットのあったのですが・・・今はないのかなぁ)

今年は、4台目として「Algebra」のロボットが追加されていました。

Img_5573


さて、来年はどんなロボットが追加されるのか、とても楽しみです・・・

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完全試合!?

2010-03-16 | RoboCup2010

東東京ノード大会2010にレスキュープライマリで参加したYですが・・・

M&Y」始まって以来の偉業?を成し遂げました。

Perfect です。

全てを得点し、減点無し・・・結果だけ見ると素晴しいのですが・・・

決して平坦な道ではなかったと言っておきます。


まず、会場に付いてからの2時間で明るさの調整や2階の決め撃ちの走行距離など、いろいろなことを設定しなければなりません。 ある程度の設定までは順調に行っていた・・・らしいのですが、大きな問題が発生しました。 

「直角が曲がれない」

何でそうなったかは全く判らないようです。(私もわかりません)

なにしろ、いままで出来ていたことが、この会場に来てから急にできなくなったそうです。

開会式の時に、ちょっと聞いてみたら・・・「何でか判らないけど、直角の後にギャッププログラムが作動しちゃうんだよ!」と言います。

「真ん中のセンサーの明るさじゃないの?」

「それは何度も計った!」

「じゃあなんで?」

「判らない。」

「あなたが作ったプログラムでしょう?」

「だって作ったの去年だもん・・・」(あぁ、そう)


とりあえず、落ち着いてからもう一度プログラムを見直すことになりました。

が、開会式が終了してから・・・すぐに参加者ミーティングがあり、それが終ってから競技開始まで(フィールドを使える時間が)一時間もありませんでした。


参加者ミーティングが終了してから・・・Yは必死に、明るさを計りなおして、プログラムを見直して・・・

としたいのですが・・・そこで更なる悲劇が・・・

パソコンからRCXにプログラムを転送できず、そのままハングアップ!

仕方なくパソコンの電源を入れなおし、プログラムは朝の状態に戻ってしまったそうです。

(だから、こまめにセーブしとけって言ってるのに!)

もう、まさに「泣き面に蜂」状態です。


しかし、そこからのリカバリが凄かったらしいです。

まずは、会場に来てからメモした明るさや距離などを再度打ち込み、直角のプログラムを見直し・・・なんとかいつもの状態に仕上げたようです。

メモを取っておいて良かったねぇ。


で、実際の競技ですが・・・競技の直前は相変わらず私の心拍数はレッドゾーンを振り切っていました。 特に直角は本当に直ってるの?

Img_6739

一つ目の部屋は難なくクリアしました。

主審をして下さっている「PERIOD.」の「二人目の銀の被災者クリア」といったコールが淡々と会場に響きます。

Img_6743

廊下の直角が心配でしたが、これも問題なくクリアしました。

ギャップもなんとか成功・・・練習の時にはたまに誤発見してましたケドね。

Img_6748

障害物も(隣の黒線に乗らないか心配でしたが)大丈夫でした。

減速バンプも(練習では誤発見してましたが)何事も無く過ぎました。

そして、問題のギャップの中の被災者です。 銀の被災者を発見し、その先の黒線を探すところで「誤発見」しました。 しかし、今回のルールでは「ロボットの一部が被災者に重なっている場所で発見アピールをした場合は誤発見にならない」ということだったので、減点になりませんでした。(銀の被災者が、ロボットの後ろの部分にちょっとだけ重なっていた) 

ほっ!

そして、傾斜路ですが・・・傾斜路の始まりの部分でちょっともたついたような感じでしたが、なんとか上り始めました。 途中の緑の被災者も無事に発見したのですが・・・

Img_6756

このまま進むとヤバイ! と感じたのは私と当の本人のYだけでしょう。

傾斜路を上っている間にロボットがだんだんと左に曲がってきました。 傾斜路の途中で壁に当たれば良いのですが、傾斜路の上の平面になってから左の壁に当たると・・・悲惨な結果になってしまうことが想像できました。

私もYも、「早く左の壁に当たってくれ」と祈っていました。 

この思いが通じたのか、傾斜路上で左の壁に触れてロボットは通路の真ん中に復帰しました。

そして、傾斜路の上の部分でも(誤発見をせずに)無事に傾斜路クリアとなりました。


ここからは、お得意の決め撃ちで、レッドゾーンの壁を駆使して、一人ずつ被災者を発見していきます。 竹ヒゴが撒かれていましたが、ロボットの後ろの雪かきが(今日は妙に)有効に機能しており、直進や回転の妨げになりませんでした。

もう、電車がレールの上を進むように、想定したルートを想定どおりに進みました。

本当に神が舞い降りたような感じでした・・・もうこれで、一年分の運を使っちゃったのですかねぇ。

Img_6772

90度の回転や被災者に合わせて設定した距離なども、まさにドンピシャ!

最後の被災者を発見して、ゴールに向かうかと思いきや・・・ゴールの枠にガチンとぶつかりました。 

あれっゴールできないの? と誰もが考えたと思います。(私も!)

でも、そのあと、「LINK方式」で壁を伝ってゴ-ルに出てきました。


2つ目の部屋を抜けるあたりから、緊張していたYの顔が急に明るくなり、ゴールしたときには満面の笑みでした。

Img_6775

ということで、完全試合を達成しました。

得点215点(満点)、減点なし、時間は 04:23 でした。

コメント (2)
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