あとは・・・大きく変わったところだけ・・・
次のお題は「審判」です。
5.1 Referee and Referee Assistant
5.1.1 All decisions during game play are made by the referee or the referee assistant who are in charge of the arena, persons and objects surrounding them.
5.1.2 During game play, the decisions made by the referee and/or the referee assistant are final.
5.1.3 At conclusion of game play, the referee will ask the captain to sign the score sheet. Captain should be given maximum 1 minute to review the score sheet and sign it. By signing it, the captain accepts the final score on behalf of the entire team; in case of further clarification, the team captain should write their comments in the score sheet and sign it.
5.1.1 アリーナや人物、その周りの者などについて、競技についてのすべての決定は、審判と副審によってなされます。
5.1.2 競技について、審判と副審の判断が最終判断になります。
5.1.3 競技が終了したら、審判はチームキャプテンにスコアシートに署名するよう頼みます。チームキャプテンは、最大1分間でスコアシートを確認し、それに署名をします。 署名することによって、キャプテンはチームを代表して競技結果を承認したことになります。 更なる説明が必要な場合は、チーム・キャプテンはスコアシートに意見を書き入れて署名をします。
こんな感じでしょうかねぇ。
これまでは「審判」だけだったのですが・・・「Referee Assistant 」というのが追加されました。副審のことですかね。
この章は、これまでのいろいろな反省を踏まえた是正策が盛り込まれたように感じます。
特に 5.1.3 ですね。
競技が終了したら、審判がスコアシートをチームキャプテンに見せて、確認をさせます。OKならサイン・・・普通ならこれで終わりです。今回は、スコアシートの確認とサインに「最大1分」という時間制限を加えました。まあ、実際にストップウォッチで測る訳では無いでしょうが・・・
で、スコアシートに納得がいかない場合は、これまではその場で議論が始りました。だから、次の競技が始められなくて、どんどんスケジュールが遅れるなんてことも・・・。でも、今回のルールでは、意見がある場合はスコアシートに書き入れなさい。そしてサインをしなさい。ということで、とりあえず(その場は)1分で終わりになります。
まあ、世界大会では、それまで競技を見たこともなかったような学生さんが審判をすることが多いから、(特に競技1日目は)怪しい判断をすることもあったかもしれません・・・(笑)