都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

オリンパスもAIJもポンツィ金融:うまい話は裏があり、痛い目にあう

2012-03-09 06:08:55 | マクロ経済

リーマン・ショックで一躍見直されたハイマン・ミンスキー( http://pub.ne.jp/n7ohshima/?entry_id=2062753 )はポンツィ金融を元利とも返せない「ねずみ講」のようなもの、利払いだけできるのを投機的金融とした。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC )<o:p></o:p>

オリンパスは粉飾決算を飛ばしや買収で回収したように見せかけ株主をだまして株価を維持した。つまりは株価の釣り上げ工作だ。利払いはしているが、損失がある状況で投機的金融に似ている。会計手法利用の粉飾決算(エンロン事件が代表例)だが、企業買収でファンドを経由し損失補填をしていた。<o:p></o:p>

年金の運用を狙ったAIJの見せ掛け高利回り、実は資金の目減りはポンツィ金融そのものだ。見せ掛けの高利回りと実態は損失補てんだ。<o:p></o:p>

今回、両者で問題なのは、タックス・ヘイブンを通じ実態が分からない迂回投資であったこと、運用コンサルタントなどにつながりがあること、かつ利益を得ていたことがある。要は、裏をかいて儲けられる金融手法があることだ。その、手法がフェアでなく個人の利益追求につながっている。2事案は氷山の一角で、これ以外の事例も本当は多いのだろう。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

金融の自由化と年金の自主運用化は、金融を見る力が必要だ。リスクもないのに利回りが高いのは疑うべきだ。AIJの高利回りなど経済・金融を知らなくても疑わなかったのか。「貪欲」の連鎖を感じる。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

会計の公正化に反するのは企業としてのモラル欠如だ。これには、監査法人や社外役員よりも、「サラリーマン根性の集大成」から逃れ、「貪欲な会社人」でなく個人のモラルを評価する社会規範が必要だ。そのためには厳罰や内部告発しかないのだろうか。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

金融とは何か、手法の高度化は「貪欲な」人間の自己実現ではないはずだ<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする