都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

阪急神戸の閉店:阪急文化の変化

2012-03-23 05:56:06 | 都市経営

 阪急は好きだが、6300系の引退は誠に残念だ。阪急百貨店の京都はいまやマルイになった(上は阪急系のモザイクのまま)、今度は神戸店が閉店だ。阪急は、梅田の阪急百貨店と宝塚劇場の2極でその間の池田など沿線開発を行い発展した歴史がある。百貨店も鉄道系として歴史がある。あの菫をイメージした紙袋のロゴは阪急のイメージがある。しかし、いまや百貨店は梅田の竣工を待ち、ショッピングセンターとの合体の西宮店や博多に注力している。新規拠点開発なのは阪急をはじめ電鉄会社の政策だ。というのも少子高齢化のあおりで乗降客数は減少(バブル時から▲1035%もある)だが、資産はあるため借入れはできる。そのため資金を利用して利回りの狙える不動産開発や取得が多い。<o:p></o:p>

 鉄道は不動産開発と連動している歴史があった。しかし、最近の開発は「投資」に近い。もっと沿線のブランドに還る必要もあろう。例えば、三宮でお洒落な雰囲気のショッピングセンターを作るなどもあろう。(阪急神戸線は特急もベンチシートでJRに、速度も含め見劣りする)<o:p></o:p>

 かたやスモールシティとか、車ばなれとか、自転車ブームとかあるのに阪急始め鉄道会社は「鉄道」自体に何を考えているのか。駅ナカの商業開発だけなのだろうか。<o:p></o:p>

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自動車から鉄道回帰もあるのにもったいない<o:p></o:p>

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コメント
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