都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

東京ソラマチ:下町への波及効果のない箱物

2013-03-02 07:22:36 | 都市開発

 スカイツリーが開業で浅草から観光客の多いこと。こういう集客施設は開業時、平常想定の2倍から3倍の集客があり、事前予約などが不可欠だ。(海遊館では2.5倍だった)<o:p></o:p>

 付近は下町で美味しい洋食屋などあるが、集客の波及効果はどうだろうか。海遊館では駅からのお店は大分変わった。なお、隣接するマーケット・プレイスは世界の港がコンセプトだったが、2年くらいで飽きられ、お土産と大阪のお味に変わった。これは元祖フェスティバル・マーケット・プレイスのボストン ファネイル・ホール・マーケット・プレイスと構成が同じになった。<o:p></o:p>

 ソラマチは見たところ3つの構成だ<o:p></o:p>

①観光滞在時間の延長:水族館(オリックス運営で京都も同じ)<o:p></o:p>

②土産物:メディア連携など<o:p></o:p>

③地元客誘引:デパ地下<o:p></o:p>

 動線は分かりにくく、建物もいまひとつだった。なお、オフィスもあるが立地がどうだろうか。下町での大型観光開発であり、浅草との回遊動線の整備が急務だ。ソラマチの売上を狙うより、周辺のお店の活性化が長期的には効果がある。<o:p></o:p>

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 形はスカイツリーより東京タワーが好きだ。<o:p></o:p>

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コメント
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