御堂筋の規制や阪神百貨店と新阪急ビルの建て替えの都市計画審議会が結審したようだが遅れてかきます。<o:p></o:p>
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御堂筋の高さ制限でよくまとまったサイトがありこれを紹介したい。<o:p></o:p>
http://www.lij.jp/html/jli/jli_2012/2012spring_p030.pdf<o:p></o:p>
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御堂筋は大阪都心の軸として有名であり、景観としても銀杏並木と31mで揃ったスカイライン(当時は立派なビルが連続する集積地のイメージ)で高名であった。<o:p></o:p>
今回、橋下市長の発案で大阪の活性化と再開発誘導のため高層化(170m程度)と容積率アップ(1,300%)が検討されている。しかし、これは歴史ある都心の本町エリアには必ずしも良い方策とは思えない。その理由を述べる。<o:p></o:p>
大阪のオフィスの中核は歴史的な本町から新規開発の多い梅田・新大阪へ北上の動きがある。(拙論ご参照下さい http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/oosaka%20ofice%20centers.pdf )特に本町はオフィスからマンション開発もありオフィスから住宅への変容がある。御堂筋の後ろ側で住宅混在が始まりつつある。となると、本町エリアでは御堂筋が安らぎの街並みとしてカフェなどに利用するニーズが出てくる。<o:p></o:p>
街並みの統一や低層部の飲食利用が今後の方策だ。つまりは御堂筋の高層化は必ずしも大阪の活性化につながらない可能性がある。むしろ、将来の用途の認可によるがタワーマンションが御堂筋に並ぶ可能性もある。<o:p></o:p>
御堂筋は京都と同じくダウン・ゾーニングで31mは無理だが50mに戻すのや本町エリアでは容積低下を考えるのはどうだろうか。さらに本町エリアではタワーマンション規制も行い船場後退線が必要とされたヒューマンスケールの道幅で落ち着いた船場の街並みを生かす住宅混在型の開発誘導が望ましい。これは今までの大阪市に無い職住近接の都心であり貴重だ。<o:p></o:p>
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上記の本町やオフィスの変容をとりまとめ、大阪のオフィスセンターⅡとして論文にまとめたいと考えている<o:p></o:p>
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