ボストン美術館はさんざん通ったがここまで日本の収蔵品が多いとは知らなかった。等伯、若冲に加え蕭白まであるとは。<o:p></o:p>
蕭白の「雲龍図」は胴体がないが圧倒的な筆の使い方で劇画のようだ。この襖はどこにあったのだろう。大きな龍がある部屋はどんな役割があったのか、対峙する庭があったならその風景は龍が動くにふさわしいものだったのかなど想像がふくらむ。<o:p></o:p>
蕭白では「山水屏風図」や「龐居士・霊照女図屏風 見立て久米仙人」の強い線とハーフ・トーンの対比が面白い。ユーモアもあり分かり易い画風だ。京都の上京の方と聞きそうなのだろうなと感じた。<o:p></o:p>
若冲は十六羅漢図が楽しめた。この方も京都で、石峯寺の五百羅漢が有名だ。等伯は龍虎図屏風があり蕭白よりうまいが、迫力がない。<o:p></o:p>
人気で混雑しており、シルバー層が多い。ゴッホ展などより集客力がある。<o:p></o:p>
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ボストン近郊ではセーラム・ピーボディ・エセックス博物館の日本の展示には古い日本の看板などあり<o:p></o:p>
( http://www.pem.org/collections/8-japanese_art )驚く。船乗りの好奇心が文化保存につながっている<o:p></o:p>
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