都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ランドナー 古典のRene Herseからの離脱と日本の部品からの提案

2013-07-11 06:02:53 | 趣味

Rene Herseが直付け・内蔵・オリジナル・アルミ部品でランドナーの標準となったのは1960年代からだろうか。その後の、日本は「中世」のようになって、これをお手本としてきた。様式はガード、電装、42B10Kg以下だと軽量でレーサーは9Kgが目安であった。最近はTOEI特集本もある。<o:p></o:p>

一方、組み上げた古い自転車は出来るだけそのときのままにしておきたい。それは建物の保存と同じような感じだ。しかしRene Herse様式のランドナーを、古い部品で高いお金を出して新たに組むのは疑問だ。とくにアルマイト仕上げを落として「磨き」にするのは綺麗だろうが定期的な手入れも必要になり「観賞用」ではないだろうか。お約束や様式がある「自転車道」みたいだ。変速やブレーキの性能が劣るため、登りや下りが楽しめない。街中のプロムナードとしてならよいだろうが。<o:p></o:p>

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美しいフレームより信頼できるフレームとしてケルビムを愛用している。接合の固さ、精度の高さがあるように思う。買ったのは1980年代だから今は時代が変わった。<o:p></o:p>

昔のMAFACのブレーキは精度も悪いしブレーキの船も弱く、トーインも調整がないし効かない。これからはいかに今の部品を使うかだ。フレーム素材の多様化(チタン・カーボン)と技術革新(Breakthrough:フリーハブ、完組みホイールー、BBの方式変更、クランクとの一体化、ステアリングコラムの方式変更、変速レバーとブレーキの一体化、ブレーキ(Wピボット、さらにはローラー利用のセンター・サイドプル、Vブレーキ)の効率化と軽量化) で7Kg台のレーサーもある。部品の革新は日本のシマノが先導したものが多く、今や業界標準となってあのカンパニョーロも影響を受けている。<o:p></o:p>

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 更に、部品も堅牢・軽量で安い。またシフトがしやすい、ブレーキがよく効くなど安全でもある。マウンテンバイクもレーサーもアメリカ提案が多い。そこで、部品も今のものを取り入れた現代にふさわしいランドナー(ガード付きツーリング)の提案と日本からの発信が欲しい。趣味性ある現代のランドナーが、軽く、扱いやすく、手入れしやすく、日本の部品と感性で作れるはずだ。そのためには、付け外しがしやすいガードとステー・ダルマが欲しい。ガードは昔のトモダのような引っ掛かりレバーの止め方が良いのではないだろうか。ステーは5mmφの手で締められるのが良い。シフトブレーキは一体として、フロントはトリプルで5アーム(昔のディオーレのようなもので三段目はアームと一体化のもの)、リアはワイドなギア・カセットをシマノが作ってくれないだろうか。ブレーキは効きの良いVブレーキか懐かしいセンタープル直付けであろう。今のフロントバッグの方式ではフロントキャリアはいらないが、リアのキャリアはアルミの軽いもの、電装はLEDのバッテリー・ライトでフェンダーかフォーク付けのものも欲しい。(なつかしいフロントハブにつけるトモダのヤジロベー方式もある)<o:p></o:p>

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  最先端のテクノロジーの導入は、お手ごろ価格の上、安心、安全、メンテナンスが楽で長持ちとなり新しいランドナーのあり方だ<o:p></o:p>

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コメント
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