掛け声は御座により「よぃさー」、「ほいっと、ほいっと」、「よぃゃさー」、「よぉさー」と聞こえる。白い法被と三つの神輿が三条の文化博物館の前を通る。三条通りが見物の人と担ぎ手で一杯になる。<o:p></o:p>
お茶係も大忙しの熱気だ。この掛け声を聞くと次は五山送り火と思う。そうなると秋は近づいてくる。<o:p></o:p>
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「京都人は春と秋の享受の代償として、夏と冬を諦観する」とあった林屋辰三郎の「京都」を思い出す、葛湯のような熱気だ<o:p></o:p>
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