都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

琵琶湖横断の竹生島から比叡山越え

2017-09-21 03:19:24 | 趣味

例によって愚妻と日帰りツアー、今度はJRに京阪を選ぶ比叡山を回れる「秋の関西1デイパス」(3,600円)を利用。京都駅までは高い地下鉄で、7時過ぎにJRの各駅に乗って、米原で乗り継ぎ長浜が8:40到着、9時の竹生島の船を目指すが、満杯。次の10:15に乗り竹生島へ。秋の初めで大人気。今津までは2,830円、拝観400円

 湖は綺麗で凪いでいた。滑るように走り30分で竹生島( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E7%94%9F%E5%B3%B6 )隆起した花崗岩でできた島でありいかにも固そう。長浜沖には湖底遺跡もあるそうだ。コンパクトな島で急斜面と階段。弁財天堂に達磨がぎっしり。神仏習合だったのが、廃仏毀釈で分離したとの歴史。下には秀吉ゆかりの唐門、観音堂、船廊下、都久夫神社が合体しているが工事中。桃山様式とあり派手目。パワー・スポットなのか人気がある。

 11:20に今津に。琵琶湖周航の歌資料館( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E5%91%A8%E8%88%AA%E3%81%AE%E6%AD%8C )とヴォーリスをもとに町興しだろうか。九里浜街道( http://ohmikairou.org/col12.html )が面白く、強風の為か両側の民家が平入で風を吹き飛ばすよう並びかた。壁は縦に木を並べ京都風。2階も低い虫籠風だ。

ヴォーリス資料館(もと滋賀銀行)と郵便局を拝観した。銀行は、テラー・カウンターと後方営業や応接、高く細い窓など煉瓦造りの特徴、陸屋根は木造のようだ。

郵便局は2階の天井を一部除いてあり、洋小屋が覗ける。トラス組にボルトを使用は当然。壁構造の四角の躯体に屋根を載せた形式。風が吹いても揚力はなかったのだろう。木の窓建具の窓台も傾斜があり、レールが上下2本になっている。これだと落ちるかもというので、奥に入る溝を縦に切ってある。暴風と防雨対策とのこと。

このヴォーリス通りには古い大正期のガラスを使った商家など多く見ごたえがある。しかし、人が歩いていない。。。お店も日曜は休業が多い。唯一、賑わっている鰻で有名な西友でお昼。

 JRで阪本まで乗り、坂を登って京阪阪本で京阪のチケットを入手し、更に坂を登って阪本ケーブル( http://www.sakamoto-cable.jp/ )に。途中の石畳がなんとも風情がある。おいしいそうな蕎麦屋も。歴史を感じるケーブルで最長、これで最澄ゆかりの比叡山とはと感じ入る。昔の架線は取り払い充電式に変更。架線の土台に木の彫りものが置かれて面白い。

 山頂から、ロープ・ウエイとケーブルで八瀬に降りる。鞍馬まで足を延ばし、天狗の前で記念撮影。そのまま、元田中でとんかつの夕食。出町まで一駅乗ってから三条京阪へ。

 三条通をゆったり歩いて楽しんだ

コメント
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