女性スタッフが予約をしてくれた。淀屋橋からタクシーで乗り込む。福島の町家風の飲食街に女性群は盛り上がる。
お店はカウンター予約だったが、1つしかないテーブルに。両手に花でさらに盛り上がる。コースでなく、「お好み」注文は3人縛りがお店のお約束。お姉さんが親切。一人は飲まないが、2人はハイボール、焼酎を飲みまくる。食べたものは以下の通りで、塩でさっぱりが美味いのは神楽坂の地下の「文ちゃん( https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13011406/ )を思い出すお味。全体に清潔で、女性が多い店内はたおやめぶり。銀座の鳥銀や武ちゃんのますらおぶりの対極。女性には大うけのお店でワインもあるが痛風懸念でやめるが焼酎も良いのが多い。
お通しは、汲み上げ豆腐で水分を絞ったねっとり型、もっと豆の旨味があると塩だけでもまとまるだろうが醤油が必要なお味。キャベツのポン酢掛けはあまり感心しない。東京風のおろしが良いと思う。
ささみ(わさび) :一口目が大きい独自の刺し方、レア風で焼き目がない遠火
せせり(塩):これは大きくしっかり中まで火が通り見事、こればかり食べても良いと思った
ねぎま(塩):何故か三番目の身が小さいという肉と葱の2つのコンビみたいな組合せ、うまい
三角(塩):こりこりの身と脂がうまい、ソレリスを再度最後に注文、一味があう
つなぎ(醤油味):内臓でぐるぐる巻いてあり、鰻の肝焼きみたいでうまい、絶品だ
つくね(タレ):茹でたのを焼いたのか凡庸、蒲の穂型
きも(タレ):癖がない、これは山椒(卓上にあるがハウスのミル付に入っている、京都の粉山椒が欲しい)
三角(塩):再度食べてもうまい
うずら玉子:煮て味を付けたのと交互、半熟が女性好み
厚揚げ:上品な揚げたてに鶏節、十三の富五郎の方がワイルドで好きだ
薄上げ:凡庸、厚めなら京都の平野屋、薄目なら森嘉がはるかにうまい
白子醤油焼き:感心した、女性に説明しにくい部位だ
楽しく、おいしく、酔っぱらって3人で2万円はお値打ち、梅田までタクシーは初乗り料金