あけましておめでとうございます。
今年もこのブログを続けます。ご愛顧どうぞ宜しくお願い致します。年頭に感じること:
不自然な株価と、マイナス金利、円レート
意外と不況がこない。株価がこれほど上がるとは、日銀の金融緩和マイナス金利の効果と株の買い支に便乗し値上げている。おかげで17年持っていた塩漬けファンドも利益を出せた。しかし、買い支えが反転すると急落の懸念がある。あくまで、マネーゲームでの上げ相場だ。つまりは、下げ相場がいつ来るかは思惑次第で、材料は中国、北朝鮮などの地勢リスクから、ミニ・バブル崩壊などいくらでもある。株価は「思惑」の結果であり、アニマル・スピリッツがその裏にうごめいている。また、円のレートも低いままで来日観光客が多い。これも、金利政策で大きく変化する。
人材不足は一部だけ、教育が重要
人材不足というが賃金の相対的に低いパートタイムのサーヴィス業が主体だ。その反対に、地銀の破綻懸念やメガバンクでのAI活用での銀行の窓口閉鎖など、賃金の高い正社員リストラが懸念される。これかは、富裕層シフトでファンドの運用手数料や資産売却(3%仲介料)狙いは、デパートの外商と同じで太客狙いだ。雇用のシフトが起こっている。人材もエクセルが使いこなせると給与が高い、ワードで普通、できないとその下に区分されそうな時代だ。格差を縮めるのは教育しかない。我が国は教育の公的負担が先進国のなかで数分の一( http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200901/1295628_005.pdf )と低い。これが教育格差を作る要因だ。対策は、予算増加、給与奨学金と企業への損金扱いなどだ。
企業の開発投資の活性化を
企業の内部留保活用と未来への投資のため、法人税は据置き、先端投資、人材育成投資について全額損金扱いにすればよい。タダなら投資に向かうのは明らかだ。しかも、投資がない遅れた企業の株価が下がるように評価すれば資金調達コストにも響くためより効果的だ。今の大企業は恐ろしく古いICTを使う、昔の恐竜のような鈍さで、脂肪(内部留保)にのみ関心がある。
古い大企業の退場が続く
バブル後、25年と四半世紀経つが、大企業は守りにこだわり内部留保とリスク回避をしている。師の中で「上の言うことを聞き、ことなかれに」、「モノ作りで失敗するより、成果を保つ」という内向き姿勢が、東芝や神鋼の失敗の本質だ。顧客や満足度ではなく、気にしていたのは、内部の評価、目標などの「指標」の達成だ。細部にこだわる内部管理と人材評価が、「お作法」重視で経営者は「家元」になっていた。日本企業の生産性が低下したのは、古い企業が生き延び、さらに「お作法」を磨いたからだ。これは頭足類(烏賊や蛸の仲間)アンモナイトが単純な巻貝型から長い進化の過程で、最後は複雑な形状や巻き方になり絶滅したのに似ている。
新しい日本企業の登場のため、規制緩和と起業家への評価が欲しい。安全と思っている大企業でも、日本航空、東京電力、東芝など株が紙くずに近くなっている。大企業から倒れてくるのが最近の傾向だ。
都市開発は低金利資金がうごめいており、その結果の開発がいびつだ。
金利が安く、ローンが安いため、また相続税対策もあり住宅開発が多いが、分譲は高騰しすぎ、賃貸は供給過剰で住宅用途はリスクが高い。しかも人口減少と今でも空き家の増大だ。郊外住宅地をいかに都心にまとめるかがこれからの都市経営だ。
さらに、ホテルも過剰供給になるという分析も出始めた。宿泊特化のホテルはあまり差異がないうえ民泊ともこれから競合する。円安だからこそ需要としての来日観光客の増加がある。PPP(購買力平価)なら80円/$位だと思う。海外に行っても何も買う気がしないのが、その証明。ホテルの収益は景気変動を大きく受けるため、今後のリスクは高く、中期的な投売りが予測される。その頃には宿泊型ホテルは都心マンションに化けるかもしれない。
個人的には資産運用は見合わせ、寝かせている。
暴落が来ればのっそり動くポジションだ。 株価が半分くらいか、円が80円位にならない限り投資する気はない。また、資産を増やす欲求より、安心して管理と分配を考えるべきライフ・ステージだ。
それよりも生活を快適にできるもの、知的や発見、体験・経験ができる余暇や仕事、つまりは生活の「質」と「楽しみ」を見極めて時間とお金を使いたい。