寒い中、10:50に行くと満席(7席)で2番目。寒い中、30分待つ。その間に、奥様らしき方が注文を取りに来て裏醤油(930円)にする。
座ると、味噌と裏醤油の調理で、すぐに出てくる。スープは初め脂を感じたが、すっきりなめらかで昆布のうまみとあっさりした節を感じる。石清水みたいな清冽さがある。麺は細く、柔らか目だがこのスープに泳いでいる感じがあり馴染みがよい。晒した葱がたっぷりのる。歯触りは良く変化になる。
チャーシューはバラの巻いたのとロースらしきものが2片、脂が7割を占めるが嫌味がない。メンマは、しっかりした噛みしめで焦げ目がある。チャーシュー増しにしても良いが、麺の量が少ないためバランスが悪くなるだろう。
スープに黒胡椒の粒があう。入れるとスープの甘味が生きる。いい塩梅の味付けで、吸い物に近いお味で飲み干してしまったのは久しぶり。
全体に、高級ラーメンという価格とお味、量が少ないのが難点だが、ご飯を一緒に食べようとは思わない。大盛りが欲しいが、そうなると麺の腰が食べるうちに無くなるのかもしれない。
更科蕎麦の鴨南蛮より上品なラーメンだ