都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

東大大学院の卒業式に上京:当日

2018-03-28 03:53:05 | 都市計画

 またもや、興奮しているのか5時から活動。暗いが、お茶の水、水道橋をうろうろ。店はあまり開いていない。昨日の雨でGIOX Gore-Texに水が入り、足の裏が気持ち悪い。立ち食いソバに入るが、地雷。諦めて、おにぎりに強いローソンで、鮭ハラミのおにぎり、パイナップル・キウイ・夏みかんのフルーツ・セットを買ってホテルでゆったり。

 8時に地下鉄で乗換えて根津まで。卒業式は安田講堂だが、小さいため父兄は別室でモニターだから少ないと思ったら、多い多い。学部卒業生が3千人、大学院の修士も3千人、博士は千人。修士にほとんど進み、三分の一が博士になるとは優秀だ。その、修士と博士の親、祖父母が大挙して地下2階の体育館( 御殿下記念館 )に、設計は芦原義信( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A6%E5%8E%9F%E7%BE%A9%E4%BF%A1 )だが25年前の作品にしてはどうかな( http://www.ashihara.jp/da/html/work0104jb_tokyo_univ_gotenshita.htm )。ぶつぶつ言いながら地下2階まで長い階段を下りる。あらら、3千人くらいいて、スクリーンは2面で後ろの方。周りは親が多い。

 まず、演奏はニュルンベルグのマイスタージンガー( https://www.youtube.com/watch?v=MYXFp5O75Ow )で景気よくとおもったらなんと、Mozart Divertimenti KV.136 2nd Movement 、あまり聴かない初期の曲だ。地味すぎる、それとも演奏能力の、問題か、安田講堂の音響のためかと訝った。

総長の告示は前もって用意して様でアドリブがなく「読み上げ」みたいな優等生的でつまらない。「知のプロフェッショナル」なら「智」でも「治」でもいいが、「痴」も欲しいものだ。子供も「京大の方が面白い!」との感想。

 とりあえず終わって、安田講堂( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E7%94%B0%E8%AC%9B%E5%A0%82 )の前の「東京大学 学位授与式会場」の立て看板の横で記念撮影と思ったら長蛇の列。小雨のなか40分並ぶ。子供を色々、記念撮影。無事撮れました。

子供は研究室に、我々夫婦は根津のオトメ(中華)に。これが終わってから、愚妻の次の神保町のホテルまで荷物を運ぶ。

 神保町のスズラン通りを懐かしく歩く。帰りはうな丼でも持ち帰りと思って立ち寄ると、「準備中」に。あらら。キッチン南海でなんか食べてやろうかと思ったが無理だ。天丼ととんかつのいもやも今月末で閉店と聞く。思えば、自分の大学院卒業は36年前、そして定年退職。街は変わり、己も老いる、心だけが後についてくる。

 感傷に浸っていると現実で、子供に貸したATB1988 Cannondale )を輪行で持ち帰る。下宿まで行って輪行バッグにどうにか入れる。付属品が重い。管理人に預け、谷根千を夫婦でぶらぶら。

 蛇道を歩く。色々話しながら、ゆったりと。芋甚で抹茶アイスクリームを分け合う。愚妻は面白そうなお店に興味津々、子供とあまり歩かなかったようだ。

 どうも、濡れた靴で足が痛い。夕焼けだんだんまで歩こうとしたら、しんどい。折り返して、根津交流館で一休み。

 輪行で、重い、タクシーで東京駅の八重洲は難しいというので、丸ノ内の南口に。けっこう大変で新幹線まで愚妻とともに。愚妻は東京泊まりのため、子供の到着待ちと、新幹線の東京側の後ろ席に輪行を入れる準備。お弁当は悔しさもあり鰻(2,160円)を奮発。お酒とお茶も用意。

 やがて子供と合流。帰洛へ、京都駅からは八条口からタクシーで8時前。

 京都の自宅が一番落ち着く

コメント
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