定年も近づく2月に、若い女性スタッフを連れて久々に訪問。つけめんの普通と大盛り、煮豚は2人で分ける。開店を待つ間も、おいしそうな出汁の香りがする。
カウンターだけだが、椅子の間隔が広くカップルが多い。清潔で厨房3名、奥様がホールで充実した体制。
つけ汁には、煮豚、角切り煮豚、メンマに斜切りの葱。脂が少なく、透明。真昆布か利尻昆布が大量に使われ、味の下地となっている。割烹で吸い物と言われても違和感がない。
つやと伸びのある麺は美しく盛られている。粉の旨みがある。つけ汁でほのかに温かくなり、うまみが増す。さっぱりとうまく、合間の、煮豚や葱が楽しい。爽やかな食べ物だ。ときどきつけ汁を飲むと変化になる。麺に胡椒をかけて変化を楽しむ。最後は、メンマを交えて麺を食べつくす。
お楽しみのスープ割はより昆布の旨みを感じる。
高いが、丁寧で和めるお昼になった。帰りに空堀商店街や松屋町の玩具屋を案内する。吹き上がる風で人形の顔を乾かせたからこのあたりに集まったと聞いた。印刷屋もしかり。
春が近い、気忙しい