パリ管( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3 )柔らかく色彩感のあるオーケストラという印象がある。
録音はΣrato( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%88 )、一時無くなったが復活とのこと、高域が持ち上がった録音で日本盤が良いと評判だった。
S席1階18列となかなか良い席。23,000円だが、荊妻と二人は友人のご招待。ありがたい、持つべきものは友達だ。
会場の雰囲気はあまり良くない。音楽好きというより招待客が多いのか。学生も多い、最近は双眼鏡持参のマニアも多い。さらに、遅れる方も多い、1st、2nd Balconyも空席が目立つ。
ホワイエのお酒も高いが、寄付と思って、モルツのマスターズ・ドリーム(800円)を楽しむ。これはうまい。
ダニエル・ハーディング( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0 )
愛聴するクレンペラーもヴァイオリン両翼配置、左チェロで同じだ。イギリス出身でLSOと関連があるのかも知れない。懐かしい構成だ。
初めのBerliozは良かった
イザベル・ファウスト( http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%B6%A5%D9%A5%EB%A1%A6%A5%D5%A5%A1%A5%A6%A5%B9%A5%C8 )はBartokで愛聴しているが、Beethoven Vn Concertoには最適ではなかった。オーケストラが弱音に抑えていた。ホールの音響もいま一つで艶もなく響きも感じられない大箱だ。無用に大きいホールで音響は褒められたものではない。また、磯崎新の設計だが、どうして2階まで上がらないといけないのかよく分からない回廊動線だ。
Beethovenの6番「田園」はほわほわ色のついた雲がたゆたう。これは良かった。
荊妻と久々のオーケストラ鑑賞は良いなと盛り上がる。ボストン・シンフォニー通いから30年だ。