風邪をひいたみたいで、おじやうどんが食べたくなり数年ぶりに訪問。南御堂の御堂筋沿いに門のようなホテルも完成していた。
おじやうどんは820円(増税前より40円値上がり)、大おじやは1,020円になっていた。35年前は、大おじやで800円しなかったように思う(消費税の無い時代)、その頃はお店の近くにあった丸善で洋書や傘の修理の想い出もある。
閑話休題、おじやうどんは大量のお揚げの千切り、焼き穴子、味付けどんこ椎茸(八分の一)、鶏、焼き蒲鉾2枚、卵、斜切の葱、そして、佳い風味を出す紅生姜(友人は嫌いだったが)が独自だ。
半分は麺、半分はご飯で、麺から食べるのがおきまり。断面が四角だったのが、丸くなり粉のうまみが感じられない。出汁は、醤油がたっている、うまみが減ったと思う。焼き穴子も固め。
ご飯を食べるとき、受けの木枠に鍋の向こう側を引っかけると出汁とご飯をすくい易くなる。
風邪の喉に、熱いのがしみる。昔のご主人の時代と味が変わったと思う。