クラブツーリズムのバス2台で7:00に京都駅を出発。後ろの、ずっとしゃべりっぱなしのばあさんコンビが座っていたが、この騒動は別に書く。
寒霞渓までは、姫路から小豆島へ100分のフェリーで渡る。船上で、精進弁当(どうも、八十八か所なののお参り用も兼ねた弁当のようだ)
小豆島は初めてで、寒霞渓の頂上の三笠園地までバスで登る。途中は紅葉というより黄葉で、アカガシ、ウラジロガシ、イヌシデ、アカシデなどが多いようだ。( http://had0.big.ous.ac.jp/publications/oralpublications/2003/oota.htm )京都のように人工植林の紅葉はあまり見ない。
30分程自由時間があり、三笠山を登る。急坂が面白い、何故か柿の木が一本、ふもとには「あしくくりわな」や「箱罠(イノシシ用か)」
ここから11:15のロープウエイに乗って5分降りる。たまさか、左側の窓(開いている)に立っていたので景色が良く見える。ロープウエイ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A2%E9%81%93 )は2台の往復型でケーブルカーのロープ―ウエイ版であり搬送能力が循環型より落ちる。1963年からの歴史がある。
寒霞渓( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%92%E9%9C%9E%E6%B8%93 )は大きな渓谷で山頂から南の浜まで伸びている。奇岩が多い。また、モヒカン状のメサ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%B5#:~:targetText=%E3%83%A1%E3%82%B5%20(mesa)%20%E3%81%AF%E3%80%81%E5%B7%AE%E5%88%A5,%E3%80%8D%20(butte)%20%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82 )になっている。小豆島は、基盤が約 8000 万年前(中生代白亜紀後期)の花崗岩類となり、この上に、1300 万年前~1500 万年前(新生代中新世)に火山活動で噴出した瀬戸内火山岩類(讃岐層群)が堆積した。その後、1000 万年以上は侵食を受けて、周りが落ちてしまい台地状の山地となったようだ。奇岩も、浸食された芯の部分という訳だ。
それにしても圧倒的な岩の屏風だ。奇岩が点々とある。そこに植物が生えているが、土質は花崗岩の風化したマサで土石流の危険もある。(この前の広島の水害での土砂崩れがそうだ)
地質( http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hasegawa/geositePDF/1.pdf http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hasegawa/geositePDF/1-2.pdf )はこちらに詳しい。
興奮した。紅葉はあまり感じなかった。これでほぼ終わり。オートバイと自転車が多かった。自転車はロードで、帰りのフェリーでは寛いでいた人が多く、スリッパに履き替えていた。自宅まで帰るのは、輪行かなと思った。
オリーブ公園にも寄ったが、76年の土砂崩れ用地の再開発とは知らなかった。道の駅は何も食べるものが売っていない。
フェリーは混雑していたため、デッキで荊妻とゆったりお菓子を食べる。幸せ
帰りは順調、19:30に京都駅南口に着く。帰りに中華にして野菜を摂取した
1万2千歩で50階程登った、ちょっと疲れた。バスの日帰りも飽きてきた