都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

オリンピック雑感(3)

2021-08-17 02:00:49 | 京都

 8月8日に無事閉幕。コロナの感染者も期間中に急増したが、オリンピックが国際的な感染にはならなかったようだ。

 色々見ごたえがあったが、女性の活躍が目立った。( https://sports.nhk.or.jp/olympic/sports/medals/athletes/japan )

 スケート・ボードの少女たちには驚いた。チャレンジの先輩を励ます助け合いでしみじみと良かった。

 自転車女子オムニアムで初の銀メダルの梶原悠未(24歳 筑波大(院))はもっと称賛されるべきだ。次も期待できる自転車の星だ。

 女子レスリング50Kg 須﨑優衣(22歳 早稲田https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%88%EF%A8%91%E5%84%AA%E8%A1%A3 )は、なんと伊調( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%AA%BF%E9%A6%A8 )が和服でプレゼンターとは驚いた。4試合全てテクニカルフォール勝ち(10点以上差、しかも無失点)と圧倒的強さであり伊調越えの5連覇を狙って欲しい。早稲田の星だ。

 ひこにゃん関連の滋賀の星、大橋悠依(25歳)のW金メダルは史上初でもあり、好感度も高くこれからも多方面に活躍して欲しい。

 さらに、どう見ても登れないような壁が舞台のスポーツ・クライミング女子複合決勝で野中と野口の踏ん張りには目を見張った。女子1500m田中希実(21歳 同志社)も決勝まで進み礼儀正さに感心し今後が期待される。

 卓球の卓球の3人娘の活躍と、男子トリオの要となっていたサングラス(丹羽と張本(素早い水谷への飛びつき)がかいがいしく拭いていた)水谷隼はリーダーシップと伊藤美誠との混合ダブルスの優勝も良かった。

 野球も優勝して良かったが、野球シーズン中であり有名な選手が出場していなかったのは残念。テニスも同じ。開催の意味を問う。女子ソフトボールも楽しめたが、野球との違いなど要点や位置付けが良く分からない。

 有力選手が、テニスやバドミントン、卓球という「ネットもの」などで早々に消えたのも残念だった。

 また、興味のある試合などでTV放映が無い場合はNHKのネットで見られてとても便利だった。TVはほんとにいるのかなと思ったくらいだ。(ラーメン行列の中スマホで見て、大声で盛り上がっていた若いのも見た)

 とまれ、アラカンは猛暑のなか自宅エアコンにて観戦し、感染防止になったのは良かった。

 開会式も閉会式も冗長で見せ場も無く、なんだか良く分からなかった。大竹しのぶはなんなのだ(昔の「にんじん」から歌と踊りがうまくなったが)、録画したが両方消した。CGのMoment Factory( https://momentfactory.com/home )の仕掛けは面白かった。

 なお、式辞で長いのは問題だ。團伊玖磨の「パイプのけむり」で「片足で立てる位の時間」と昔読んだ。元アスリートは原稿読み下しが好きらしい。人の目を見て話さないと言葉が伝わらないぞ

 費用がかさみ、人気は落ちて、それでも放映料で元が取れるIOCの仕組み、利権や不正もこれから正すのが将来のためだ。次のパリは都市遺産の活用で安上がりと都市活性化を狙っているようだが。

 オリンピックが終わるとパラリンピックもあるが、興味は政局に。うつろな目ではぐらかす遅刻と棒読み間違いさんはどうなるか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする