被災された方々にお見舞い申しあげます
本年1月の地震により、道路、地盤、港湾などのインフラに被害は課題となった。さらに森林の崖崩れ、堤防の被害、防波堤、橋梁など治水関連にも被害があったが、後回しにせざるを得なかった。
それが、今回の記録を破る豪雨により、山からの木が川に流れ込み、流れを変えて想定以外の場所への被害を生んだ。真に都市計画の無力さを感じる。やはり、山を守らねば、下流や海を守れないという教訓を再度目の当たりにした。
今後の計画では、やはり産業に見合った雇用人口と家族を拠点にとりまとめ、コンパクトに住まうのが一手と思う。
能登の平野の少ない、海と山の迫る地形では、安全な場所が限られる。産業との兼ね合いを図りつつ、安全な集落の再形成が近道ではないだろうか。
また、頼るべき道路などのインフラによるネットワーク形成も図り、効率的な投資と効果とすべきだ。
土地の思い出や繋がりを重視しつつ、変化しないと計画も手詰まりになる。残すべき産業、景観、コミュニティを選別し、重点活用を考えざるを得ない
政治・経済(企業・漁業・農業など)・住民をまとめる組織は、市単位では対応できかねるため、重大な事象のため、インフラの計画が骨子となるため、馳知事直轄での新組織対応が必要だ。計画には都市計画の災害専門家の幅広い参画を求めるべきだ、そして協働が始まる
ここで動かなければ、知事の役割は何なのか、地方自治とは何かを考えるべきだ