ネズミ取りの名犬 2008-04-11 | かりいぬ シュバルツママさんご自慢の愛犬シュバルツ君です。年度末・年度始のため、行く先々で役職を押し付けられるという多忙の中、シュバルツママさんが、シュバルツ君の身の上を知らせてくださいましたので以下にご紹介いたします。 さて、シュバルツですが、うちにやってきたのは2年前のお盆の頃。それまで飼っていたロッキー(雄、シェルティの混ざり、この子も5年くらい前、ボランティアの里親探し犬・猫シェルターから)が体でかい割に臆病で雷の激しい5月の末、うちを脱走して交通事故で天国へ。暫く犬なしのさびしい生活がつづいていたのですが夏休みも終わりに近づくお盆後半、シュバルツ小兄がお母さんそろそろ犬ほしいね、と言い出してそれじゃどんなの?ときくと保健所とかで保護されているヤツ、と返答。で、早速電話すると管理事務所に何匹か処分されそうな犬がいるので今日なら職員も在駐してるからすぐ来て、と話トントン進み、行くと5~6匹いたかな?一応みんな見て回ったあとシュバルツ小兄にどれがいいの?て聞くとこの黒い犬、即答。係のおじさんも気の変わらないうちにさっさと持っていってほしいのか「じゃ、書類に名前と住所書いてすぐ連れって行ってください」だって。「前には、おじいさんが飼っていて登録も注射もしてあるけど、その人が死んじゃって引き取り手がいなくてここに連れて来られたんだよ。なんでも前はフランス語で黒いて意味の名が付いてたんだけど俺はわからんもんでクロって呼んでる」と、シュバルツの過去を語ってくれました。名前はもちろんシュバルツ小兄のドイツ語なら黒はシュバルツだよ、の一言で決定。 シュバルツ君は飼い犬だったので、誕生日も2006年4月30日とはっきりしています。つまり、もうすぐ2才の若者 シュバルツママさんのお家は畜産農家なので畜舎にネズミが出没。シュバルツ君は、猫なみのネズミ取りの名犬 助けてもらった恩返しでしょうか。最近はハトも取るそうで、狩猟の才能抜群。前世では猫か狐だったのではという声もあります シュバルツ君の行動圏 写真に水面は写っていませんが、ここはシュバルツママさんが「サロン・ド・ワカサギ」と名付けているワカサギ釣りの穴場で、シュバルツパパさんが活躍。私も日本滞在中、美味しいワカサギを頂きました シュバルツママさんが「イモリの径」と名付ける川沿いの散歩コース。暖かい季節イモリがたむろしているそうです シュバルツママさん一家のような里親さんが増えれば、幸せなワンニャンも増えますね。