三題噺ではありません
5月にアップする予定だった「思い出シリーズ」は
ヨーロッパ現代史の出来事に関する思い出の予定でしたが
前回、ちょっと脱線してしまったので、ついでに、もう一度ダマスカス
夏の4~5ヵ月一滴も雨の降らないダマスカスですが
秋・冬・春には、雨も雪も降り、雷を伴う豪雨もあります。春先のある日、
ダマスカス大学で講演を見た後(全然聞き取れなかったので見ただけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
)
外へ出ると、ドッと暗くなり激しい雷雨
友達はバスで帰ると言い、私は大学前の舗道でタクシー待ち。
突然の豪雨なので、舗道にはタクシー待ちの人たちがズラーッ・・・・・・・
皆、タクシーの来る方向を見ているので「後ろ」に誰がいるかは知りません。
私の前に2人の男性が、やはりタクシーを待っていて、やっと1台確保
彼らはタクシーに座って初めて、私がタクシーを待っているのを「発見」。
2人はせっかくひろったタクシーから降りてきて、その車を私に譲ってくれたのです。
おかげで、あまり濡れずに帰宅できました
家族・親戚・友人・知人同士の助け合いは世界中どこでもありますが、
路上での赤の他人のこういう親切は、一生忘れられません。
ダマスカスやシリアの写真は、別ブログにアップするはずですが
このお話の現場については、当然ながら写真がありません。
まだ、あまり進展していませんが、シリアとダマスカスの写真は
ビラードシャームでご覧ください
Wikipedia:
ダマスカス