竜退治の家は普通の集合住宅ですが、観光名所になっている市営住宅があります
画家
フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーが設計、1985年完成。
それで、フンデルトヴァッサーハウスと呼ばれます(直訳すると百水家)。
画家の本名はフリードリヒ・シュトーヴァッサーですが
リヒはライヒと同じで「豊か」という意味、シュトーはフンデルトと同じで100なので
リヒとシュトーをライヒとフンデルトに替えて改名したようです
設計者は現代建築の人工的な直線や平面を嫌い、曲線を多く用い植え込みを配し
床も凸凹だったり。扉や窓までは技術的な問題もあり不定形にはできなかったみたい
この市営住宅は西側と北側2つの通りの角にあり、北側の通りは観光客用広場になっています。
久々に行ってみると・・・おお、木々がすっかり大きくなっています
西側の市電通り
市電通りを隔ててみた北側の通り(張り出した部分はカフェテラス)
この部分も木々が育って、通りと言うより林みたい
市電通りから見上げます
アーチ窓
屋上にも木々が・・・
手前から3本目の柱を右へ曲がると北側の通り
カフェテラス下の通路(石畳の地面も「自然に」波打っています)
買い物帰りらしいご婦人の後姿
「百水家」専門の観光案内所
ギャラリー&スーヴェニールショップ
市営住宅完成後、観光客が押しかけて入居者の苦情が多く
その対策として案内所やショップが設けられました。
北側からの様子と細部は次回アップします・・・乞無期待