どうしても「そこらへん」が続くので、古いピンボケ写真で、ちょっと目先を変えます。
雪でベタベタする冬には、乾燥した砂漠の景色も気分転換に良いかな
ヨルダンの誇るユネスコ世界遺産「ペトラ」は石の都です。
岩壁の中に複雑に広がる峡谷は、古代ナバテア人の「首都」でした。
今日、名所となっている岩の構築物は、大半が岩壁に掘り込まれた墓碑です。
これは生贄の祭壇へ登る途中

生贄の祭壇のある山頂の写真は
こちら

私の好きな
タマリスクが生えています

以前のタマリスク写真は
こちら(「にゃんちゅー友情」の最後の写真2枚)
いくつもある岩山の一角にある大きな構築物

孤立して立っているためディル(修道院)と呼ばれますが、
これも岩壁に掘り込んだ墓碑です。てっぺんを飾る大壷の高さが9メートル
ペトラではカメラに砂が入って動かなくなり、一度開けたため
まだフィルム時代のことで、殆どの写真がダメになってしまいました
その中で上の写真とともに無事だった写真のひとつ。ラクダの親子


黒い台紙に貼って長いこと飾ってあったので画鋲のあとが・・・
これだけでは、どんなところかサッパリ

なので
WikipediaCommonsのフリー画像を下に少しアップします
岩壁の迫る峡谷を通過して最初に見える構築物

ベドウィンは「ファラオの宝物庫」と呼んでいますが、やはり墓碑
ペトラ(石)と呼ばれるだけあって、本当の主役は見事な岩壁
メノウのような石目模様の美しい岩壁がいたるところに広がっています
石目のパターンは無限大

昼夜の温度差と岩壁内の鉱物成分によって生み出される自然の芸術
更に色々な写真は
WikipediaCommonsでご覧ください
Wikipedia:
ペトラ
Commonsと重複する部分もありますが、
ドイツ語版と
イタリア語版に画像が豊富
Wikipedia:
ナバテア王国
Wikipedia:
ヨルダン