前回「砂利箱」のそばに、伝統的なワイン農家の建物が見られます
これはウィーンで最も古いホイリゲ「10番地のマリー」
私も引っ越して来るまで知りませんでしたが、区の名所案内に出てきて
一体どこだろう?と思っていたら、なんと近所でした

店名は、昔ここが10番地だったから。マリーは、創業者の娘マリアから
曇りの上、日曜日で休業(手前右に砂利箱)
この辺も昔は田園地帯だったのです
1740年創業「10番地のマリー」(10er Marie)
横の外壁にも「10番地のマリー」
ブドウの蔓と房をかたどったランタン
ちょっと行くと、また別のホイリゲが・・・
ブドウの房のレリーフが可愛らしい
春夏秋にはブドウの葉や房で覆われるのでしょう
これも愛らしい伝統的ワイン農家のたたずまい
その向かい側にも可愛いお家・・・やっぱりホイリゲらしい

左側に庭というか、空き地がありまして・・・
農家の納屋っぽい倉庫が・・・

左側外壁の扉が奇妙・・・はしごを架けて上の物置に入るためかな
背景のビル無しだと、本当に農家の中庭の納屋みたい

何だか絵画的できれいです
マリーさんの全貌は
こちら
Wikipedia:
10er Marie(ドイツ語)
10er MarieのHP(ドイツ語)写真がきれいです
春になったら又様子を見てみましょう
みみずブログの以前の記事
聖者町弁当
「田園」の酒場ライブ
「田園」の酒場

蛇足の追記
2月17日は
灰の水曜日です(移動祝日なので毎年日が変わります)。カーニバル期間は前日で終わり、これから
イースター(復活祭)まで
四旬節、昔はキリストの苦行と受難を思って断食または節食する期間でした(今も実行する真面目な人もいるかも)。多分、寒い冬を乗り切るため、クリスマス前はアドヴェントと称して騒ぎ、クリスマス後はカーニバルで騒ぎ、そろそろ財布も胃腸もくたびれているので、ちょっと大人しくする時期