みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

古希

2011-01-08 | おきにいり


1月5日、宮崎駿監督の70才(古希)の誕生日を記念する記事がありました


1月5日付けNZZ(新チューリヒ新聞)の記事

タイトルは「魔法の手から生まれるメルヘンの世界」


記事の要点は・・・
宮崎監督は良く「日本のディズニー」と呼ばれるが、これは決して相応しい表現とは言えない。
何故なら、宮崎監督は全く独自の世界を創り上げているからである。
彼は日本的な絵画表現とヨーロッパ的なストーリーを見事に融合させている。
それは、文化圏や年齢層を超越して世界中の人々を感動させる。
「千と千尋の神隠し」は、アニメ史上最も多くの賞を獲得した作品である。
宮崎監督は飛行機を愛し、「飛行」はアニメ作品の中で重要な役割を果たしている。
しかし宮崎アニメを貫くテーマは環境問題であり、その代表的作品は「もののけ姫」と
「風の谷のナウシカ」である。また、子供にしか見えないファンタジックな世界を描いた
「となりのトトロ」はシュールな大傑作である。
宮崎監督の描き出す映像の迫力は「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」でも
証明されている。「崖の上のポニョ」でも、迫力溢れる画面が展開するが、
それが非常に時間と手間のかかる手描き作業だけで
生み出されているとは殆ど信じられないほどだ。
宮崎監督は度々引退を考えてきたが、その都度考えを変えて、新たな作品を手掛けてきた。
喜ばしいことに、巨匠は今も新たな作品に取り組んでいるようだ。




  


同じNZZ(新チューリヒ新聞)に、昨年の12月23日、「神聖な木々」という記事が載りました。
直接関係は無いのですが、「トトロ」で繋がっています・・・



写真は大阪の公園だそうです


記事の要点は・・・
灰色の都会で緑を求める場合、日本では2つの方法がある。
電車に乗って郊外へ出掛けるか、都会にある神社仏閣の境内へ行くことだ。
とりわけ椿と榊は常緑樹で、しかも椿には見事な花が咲いている。
一神教では単なる物体と見なされる木々も、神道では神々の宿る神聖な木である。
既に907年の延喜式に、榊が神聖な木として記されている。
そうしたイメージは現代まで受け継がれ、日本で、大木の精トトロを知らない子供はいない。

(ハイテクの国という)日本に対する一般的なイメージにもかかわらず、
日本全土の三分の二以上が実は森林である。
そうした森では、人間以外の「誰か」が感じられる。
こうした神聖な木々に覆われた山々も神聖な存在なのである・・・





 おまけ 


ドイツ語版ポニョ予告編



これまでの関連記事
メイサンせん
サンとセン
神話の世界
宮崎効果
スイスのポニョ
トトロ追加
トトロ満員