お久しぶりでございますぅ~
ゴタゴタしているうちに早くも立秋となりました
そこで、残暑お見舞い申し上げます
前回アップした水族館「海の家」は奇妙な建物でしたが、今回は、その真実を・・・
ゴタゴタで自前ピンボケ写真を撮る暇がなかったため、Wikipediaフリー画像です
市内の一角を超望遠で撮った写真
両端にコンクリートの塔のような建造物が見えます
注1:最右端の葱坊主みたいなのは、
フンデルトヴァッサーの
ゴミ焼却所です。
注2:遠くに見えるのは映画「
第三の男」に出てくる大観覧車、その背後は
プラーターの森。
こんなのが旧市街を囲んで6ケあります
実は第二次大戦中に建造された
高射砲塔です。
以下は、いずれも地図の3の部分
戦闘塔(GはGefechtsturm=戦闘塔の略)
誘導塔(LはFeuerleitturm=銃撃誘導塔の略)
両者を超望遠で一定の空模様のとき撮影すると・・・
・・・かなり、おどろおどろしい雰囲気です
これらの高射砲塔はフラクトゥルムと呼ばれ、ベルリン、ハンブルク、ウィーンに建造されました。
戦後は不要になったのですが、あまり頑丈に造られているため、破砕するには大量の爆薬が必要。しかも市街地の只中なので、大量の爆薬が使えないという状況のため、いまだに不気味な姿を留めています。時々パフォーマンスや展覧会の会場に使われているようです。
よく爆撃による焼け野原や破壊された建物を「戦争の爪跡」と呼びますが、フラクトゥルムの場合は、敵を撃ち落すという攻撃的・破壊的な意図が、その外観にも明らかなので、爪跡と言うより
「戦争の牙跡」
その特殊な構造を市街地で上手に生かした例が、
前回の「海の家」です。
ちょっとユニークな建物、というだけで、不気味な感じはありません。
しかも壁面はロッククライミングの練習場になっています
改めてご紹介
お輿入れ先募集中の美女アサヒちゃん
詳しくは、
海月さんのブログをご覧ください
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