みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

戦争の牙跡

2011-08-09 | そこらへん

お久しぶりでございますぅ~
ゴタゴタしているうちに早くも立秋となりました

そこで、残暑お見舞い申し上げます

前回アップした水族館「海の家」は奇妙な建物でしたが、今回は、その真実を・・・
ゴタゴタで自前ピンボケ写真を撮る暇がなかったため、Wikipediaフリー画像です


市内の一角を超望遠で撮った写真

両端にコンクリートの塔のような建造物が見えます

注1:最右端の葱坊主みたいなのは、フンデルトヴァッサーゴミ焼却所です。
注2:遠くに見えるのは映画「第三の男」に出てくる大観覧車、その背後はプラーターの森。

こんなのが旧市街を囲んで6ケあります


実は第二次大戦中に建造された高射砲塔です。

以下は、いずれも地図の3の部分

戦闘塔(GはGefechtsturm=戦闘塔の略)


誘導塔(LはFeuerleitturm=銃撃誘導塔の略)

両者を超望遠で一定の空模様のとき撮影すると・・・

・・・かなり、おどろおどろしい雰囲気です

これらの高射砲塔はフラクトゥルムと呼ばれ、ベルリン、ハンブルク、ウィーンに建造されました。
戦後は不要になったのですが、あまり頑丈に造られているため、破砕するには大量の爆薬が必要。しかも市街地の只中なので、大量の爆薬が使えないという状況のため、いまだに不気味な姿を留めています。時々パフォーマンスや展覧会の会場に使われているようです。
よく爆撃による焼け野原や破壊された建物を「戦争の爪跡」と呼びますが、フラクトゥルムの場合は、敵を撃ち落すという攻撃的・破壊的な意図が、その外観にも明らかなので、爪跡と言うより
「戦争の牙跡」

その特殊な構造を市街地で上手に生かした例が、前回の「海の家」です。



ちょっとユニークな建物、というだけで、不気味な感じはありません。

しかも壁面はロッククライミングの練習場になっています




     

改めてご紹介

お輿入れ先募集中の美女アサヒちゃん


詳しくは、海月さんのブログをご覧ください



ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ


必ず身に着けて歩くという方は、下をクリックしてお申し込みください。
NO NUKES NECO project
色々な脱原発バッジがあります