みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

補遺

2012-01-17 | その他

前回の点景で触れたメルク修道院についての補遺です

ウィーンから西へ列車で約1時間半のドナウ河畔にメルクの町があります。

その町の上にそびえているのがメルク修道院。


何回も行っていますが、古い写真を探し出すのも大変だし、どうせロクな写真はないし

というわけでWikipediaのフリー画像を並べました


メルクの町の上にそびえる修道院

手前の林のこちら(写真の外)がドナウ川です

手前左端の道を更に左へ行くと船着場があり、春から秋まで遊覧船が運航


名高い図書館

中世の修道院は、学問、文化、経済の重要な拠点でした


ウンベルト・エコの中世・歴史・哲学・教義・怪奇・冒険・推理小説「薔薇の名前」に登場する若い修道僧アドソ・フォン・メルクは、ここの出身ということになっています。

蛇足ながら・・・
エコの小説はドイツ語訳で読んで、あまりの面白さ(スリルとサスペンス)に、途中から止まらなくなり、他のことを放り出して一気に読んでしまいました。しかも、キリストが笑ったか笑わなかったかという論議は、読みながら大笑いできます。
原文も読もうと買ってありますが、いまだに果たしていません
中世を舞台にしているものの、冷戦時代の東西対立が隠喩的に表現されているとも解釈できます。

出版された当時ベストセラーとなり、映画化されました。良い雰囲気に映画化されていますが、適度な上映時間内に納めるため、かなりの省略があり、やはり原作の方が、はるかに強烈な迫力があります。

日本語訳で「一気読み」できるかどうか知りませんが、今も入手できるようです。


さて、メルクへ戻って・・・


最初の写真の右端に見える修道院テラスからの眺め

ここでも木々の向こうがドナウ川


19世紀の修道院の様子を描いた風景画

この川はドナウの傍流です


現在の修道院見取り図


この見取り図からも分かるように、修道院というのは、経済・文化・学問の拠点として、大きな複合的施設でした。大きな修道院は、修道院周辺以外にも所領を有していました。また、大きな修道院は皇帝の宿泊施設でもあったので、内装も宮殿なみに豪華です。

そうした写真の数々は、こちらでご覧ください



            


動物愛護法改正での「8週齢規制」の新たな局面

「ジュルのしっぽ」さんの最新記事を是非ご覧ください


大切な目標のためには根気強いアプローチが必要   油断大敵です




     


ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ


必ず身に着けて歩くという方は、下をクリックして申し込み方法をご覧ください。
NO NUKES NECO project
色々な脱原発バッジがあります